「質のいい記事」とはどんなもの?
質のいい記事について一緒に追求していただける方はこちら
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記事を作成することについて書かれたものを見ると、「記事の質」というものに言及されていることが多いです。
私もクライアントさんからよく言われるのが「質のいい記事がほしい」「記事の質をあげたい」ということです。
それでは記事の質っていったいどのようなものでしょうか?
水質のように、調査して数値化できるものであれば、わかりやすいかもしれません。
しかし文章は難しいところです。
小学生のころから考えても、作文に点数をつけられた、という経験は少ないのではないでしょうか?
もちろん入れてほしいキーワードが入っている、ということは重要です。
ただ、それだけで質が上がるわけではありません。
なかなかこれが正解、と言い切れない場合が多いのです。
私がバイブル本としている『新しい文章力の教室』。
こちらでは、いい文章の定義は「最後まで読んでもらえる文章」となっています。
それを読んだとき、私はなるほど!と思いました。
確かにどんなに正しい情報をつめこんでいても、どんなに凝った文章を書いていても、最後まで読んでもらえなければ、その文章はいいものとは言えませんよね。
最初に数値化できない、と言いましたが、ヒントとなる数値は見ることができます。
それがgoogleアナリティクスで分析できる「滞在時間」や「直帰率」といったものになります。
その記事自体に関連するのは「滞在時間」になりますが、その人の記事をもっと見たい、と思わせるものであれば、自然と「離脱率」「滞在時間」にも影響してきますよね。
ただSEOのためには、いかに検索されるワードがタイトルや記事内に入っているかも関係します。
よって、「アクセスがある=いい記事」とならないところが「いい記事」の定義をわかりにくくしていたりするのですが。
しかし、アルゴリズムは人の行動パターンを読んでいるらしいのです。
よって、数値にはできない、人が読んでいいと思う行動、つまり「滞在時間」「直帰率」の部分が検索順位に影響しているといえるわけです。
いい記事
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読んだ人がよい記事と思う行動をよいと判断
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「滞在時間が長い」というgoogleの判断
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いい記事
という、無限ループのようなことになるわけですが(汗)
googleのsearch consoleをしていて思うこと。
記事を投稿してすぐだと、「この記事いい記事なんだけどなぁ」と思う記事であっても、表示すらされないことがあります。
しかし、それが3か月くらいたって、ひょっこり顔を出し始めて、するときっかけができて、どんどん順位があがることもあるんですよね。
なので、「やはりいいものはいい!」と言えるのかもしれません。
では、ライター初心者は質のいい記事を書けないのでしょうか?
確かに、いきなり書くことができるようになるのは難しいかもしれませんね。
しかし、記事を書くにもパターンがあります。
前述した『新しい文章力の教室』にも、「文章を書く前に、構造化をすること」とあります。
文章の組み立てですね。
記事を書くことの大部分は、文章をいかに組み立てるかにかかっています。
ただ、文章を組み立てるだけでは、文章作成ツールで作ったのと変わらない、おもしろみのない文章しかできなさそうです。
そこで、初心者であってもできる、いい記事に近づけるためのこと。
それは相手に読んでほしい、という気持ちが入っているかどうかで大きな差が出ると思います。
とにかく字数をこなすことに必死になって、字数に達した時点で納品。
このようにして作られた記事は中身が薄いことが多いです。
やはり、自分が書いた記事に対してどういうことを伝えたいか、それが表れていないと、読者も気持ちが入りにくいです。
また、単純に誤字・脱字の多い記事は、いい記事と思われません。
誤字・脱字の多い記事は話の腰を折られるので、記事からの離脱を招きやすいのです。
つまり、「滞在時間」も短くなるため、googleも「いい記事」と思ってくれないわけです。
初心者だからといって、誤字・脱字が許されるわけではありません。
逆に、最初に取り組める「質のいい記事」に近づけるためにできることが「誤字・脱字をなくすこと」ではないでしょうか?
「質が高い記事」というと、初心者にはハードルの高い、難しいことのように聞こえてしまうかもしれません。
しかし、自分の記事を読者の立場で読み返すことで、読者側に立った記事を書けるようになるかもしれません。
書き方はそれぞれですが、記事は一気に書いて、読み直しをしながら修正をすることに時間をかけるライターさんも多いようです。
「質のいい記事」=「読んでもらえる記事」と言えるのですが、そのためにできることは、初心者も熟練者も関係なく、読者の立場になって記事を書き、読み直すことではないでしょうか。
しかし、自分で読むだけでは限界もあります。
よって、私のクライアントさんは必ず納品された記事を全部読んで確認しています。
もちろん、修正を依頼することもありますが、「このような点が、わかりやすかった」とライターさんにお伝えすることもあります。
第3者からどのように記事は読まれているか、ということを知ることも大事だと思います。
なので、ライターさんとは「納品」と「お支払い」の繰り返しだけとならないような関係でありたいですね。
【ライターおやかた】