『新しい文章力の教室』は完読される記事を書くとき役立つ本!
構造的な記事を書いていただける方はこちら
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昨日は買ってよかった本の紹介をさせていただきました。
この記事で紹介させていただいた、私のバイブル本『新しい文章力の教室』。
今日はこちらの本を紹介させていただこうかと。
この本で、まず最初に書いてあることであり、肝となるのは「いかに完読(最後まで読む)してもらうか」ということ。
読んでもらうにはどうしたらよいか、ということで話が進みます。
第1章は「文章を組み立てるための構造シートを準備する」ということから始まるのですが、ライター初心者さんには「え?こんなことから始めなければならないの?」と思ってしまうかもしれません。
でも、昨日紹介した『マジ文章書けないんですけど』で「文が集まって文章になって、文章を組み合わせて厚みのある文章になる」という説明があります。
その組み合わせを最初にしてから、文や文章を書き始めるべき、と『新しい文章力の教室』では推奨しています。
あと、気をつけるべき項目が多いのは『新しい文章力の教室』かもしれません。
『マジ文章書けないんですけど』では「は」と「が」については何ページも費やして説明していますが(その分わかりやすい)、『新しい文章力の教室』では2ページに説明詰め込んでます(笑)
そういう点でも、両方読んだ方がよりわかる、と思うのです。
昨日『マジ文章書けないんですけど』は初心者ライターさんにもわかりやすい、と紹介しましたが、『新しい文章力の教室』は記事を書き慣れた人でもやってしまいそうなことが書いてあります。
私はよく「まどろっこしい文章」を書いてしまうのですが、それについても書いてあります。
中で「頭が悪く思われる」とか「白けさせる」といった、心にグサッと刺さるような表現をされていますが、確かにその通りなのです。
私が一番やってしまうのは「こと」「もの」に頼ってしまうことですね。
あ!さっそく「こと」を使っているし。
「私はつい『こと』『もの』に頼ってしまいます。」とすれば、文章も短くなってすっきりしますよね。
これがまどろっこしい表現の元だな、と思っています。
あと、体言止めは読み手に負担を与えるものなので、できるだけ使わないほうがいいとのこと。(おっと「早速体言止め」にしているしw)
本の中で「便利なのだけど」と書いてあるように、文末にバリエーションを持たすには便利な方法ですよね。
「こと」「もの」も便利なもの、と紹介されていました。
でも「体言止め=その後にくる言葉の省略」なので、読み手に想像させる負担を与えてしまうので、使わないほうがよいそうです。
なので、先ほどの文章も「できるだけ使わないほうがいい表現であると、本では言及されています。」とかですね。
2つの本を読んだ感想は
『マジ文章書けないんですけど』
しゃべり口調の文をどこでも使える文章にするためのノウハウ本
『新しい文章力の本』
ある程度完成された文章をさらに完読してもらう文章にスキルアップするためのノウハウ本
といったところでしょうか。
もちろん共通して書いてあることも多いです。
「係受けの言葉は近いところに持ってくる」とか「読点での区切り方」、「5W1Hについて」などなど。
ただ「ひらく漢字」、「ひらがなと漢字の割合」といった見た目に感じるものについては、『新しい文章力の教室』でのみ紹介されてましたね。
いろんな本を比較して読むっておもしろいですね。
実はもう1冊、文章に関する本を購入してます(笑)
そちらも読んだらまた感想を書こうと思います!
【ライターおやかた】