googleアルゴリズムのアップデートが頻繁な今、これからもWEBライターの募集はあるのか?勝手に予想してみたw
かなりお久しぶりの記事です。
今まで遊んでいたわけでもなく、仕事を干されていたわけでもなく(たぶん)。
ライター募集を目的としていたこのブログをどうしたらいいものか、迷いまくっていたのです。
でも、少し方向性が見えてきたので、記事を書くことにしました!
googleアルゴリズムの変動でライター不要!?
今年に入ってgoogleのアルゴリズムの大きなアップデートが、アフィリエイトサイトにかなり影響があったようです。
(こういうときに「ようです」としか言えないのは、自分で運営していない弱みでもあるのですが・・・)
サイトを閉鎖するとか、売るとか、方向転換が必要という話をTwitterで追っかける日々。
立て直しをするときに、どうしてもライターの縮小は避けられないことが多いのです。
おそらくライターの募集はしばらくできないだろう、と思われました。
今までは検索されるであろうキーワードや複合ワードなどにそって、ライターさんが記事を書く、ということがほとんどでした。
昔は記事の数で勝負!ということもあったようですが、最近は「記事の質」を求められるようになっています。
しかし、どのサイトも記事の質をあげてきたので、きちんと情報が網羅されるサイトが多くなったと思います。
このたびgoogleがどのような変更をしたのはわかりませんが、いいサイトといわれたところでさえ、痛手を受けたとの話。
つまり、今まで通りキーワードに沿った記事を書くライターさんはいらない、となってきそうな雰囲気がありました。
実際、クラウドソーシングで「記事作成」の募集がごっそり減った時期がありました。
今まではなにかしらのジャンルで募集があるのが常だったので、ジャンルさえ選ばなければ、ライターの仕事はあったのです。
しかし、このように募集自体がなくなるというのは、フリーに動くライターさんにとっては、かなりつらい状況だったのではないでしょうか。
「サイト運営者が記事を書くから、外部のライターはいらない」
そんなことも起こるんじゃないか、とすら頭をかすめたのですが、半年ほどたって少し状況が見えてきました。
顔の見える記事。ライターの色を出すとは?
Twitterで状況を追ったり、会社の方と話をしたりして、これから求められるライターさん像が変わってきたように思います。
会社の方曰く「とがったサイト」を作っていこう!と。
どこまで考えに近づけているかはわかならいのですが、おそらくユーザーが求めている情報が入っているのは基本で、それにプラスして「いかに他のサイトと差別化ができるか」ということが必要になってくると思うのです。
ではライターにはなにが求められるのか。
キーワードについて調べた内容を書くだけでは、他の記事と差別化はしにくいでしょう。
記事を読んだ人が書いた人の顔を思い浮かべることができるくらい、熱量を持った記事が必要になってくると考えています。
もちろんサイト運営者の方向性や考え方があって、「そういう部分は自分がやるから」ということもあるでしょう。
でも、ネットで調べた内容をほとんど書き写すだけのような記事作成はなくなると思われますし、そういう記事はすでにネット上で網羅されてしまっているように思います。
それではライターさんはどのような記事を書くことが求められているのでしょうか?
私は自称女子力の低い奴で、あまり美容に興味の持てないところがあります。
こういう私が美容の記事を書いて「今度の秋コスメ、楽しみです!」と書いても、前後の文章から嘘くささが漂ってしまうと思うんですよね。
それならいっそ「こんな美容に興味ない私でも、気になったメイクってすごくない?」って言うほうが、信ぴょう性のある記事になるのではないかと。
もちろん、興味のないことは記事を書くこと自体が続かないので、単発でしか通用しないこととは思うのですが、いかに自分の気持ちを記事に乗せられるか、ということが重要になってくると思うのです。
先日、ライターさんに「このサイトはライターさんの色を出していきたいんです」とお話したところ、「色を出す」というところがピンとこなかったようですが、サイトや記事例を見て「なるほど、こういうことですね」とわかっていただきました。
こういうのって、サイト運営側からすると、とても助かることだろうな、と思います。
ライターさんとサイト運営をする人が、方向性やどういうキャラ設定(があるならば)でいくか、といった共通認識を持つことが、今まで以上に求められるかもしれません。
スカウトされるライターさんになるためには?
最初の「ライターの募集はもうなくなるかもしれない」という心配は、私の負の妄想だったようです。
でも「〇〇ジャンル書ける人、挙手!」「はい!」という依頼は少なくなる、もしくは既存のライターさんのみで、新規に募集することはないかもしれません。
ではライターはなにもできないかというと、そんなこともないと思います。
先にも述べたように、今求められるのは「とがったライターさん」です。
個性的すぎるとサイトの方向性と合わないこともあるので、必ずしもよい結果ばかりとはならないかもしれませんが。
でも「このジャンルの好き度合いは負けない!」とか「こんな体験、なかなかしてないと思うよ」というのは、これからのサイトの記事には必要になってくると思います。
そのアピールができるのは、応募するときの文面や、クラウドソーシングで登録する際のプロフィールでしょう。
今まで執筆したことのあるジャンル、学歴・職歴を羅列しているだけでは、なかなかスカウトする気になれない、というのが正直なところです。
「〇〇で仕事をしていたので、業界の裏話もできます」とか書いてあったら、つい個人的にもお聞きしてみたい気持ちになってしまいます(笑)
実体験だけでなく、わかりにくい事柄をいかにわかりやすく書けるか、というのもいいアピールになります。
昨年、ラグビーで日本代表が南アフリカに勝利したとき、そのすごさをどのように例えるか、という大喜利合戦になったことがありましたよね。
金融など小難しい用語が出てきやすいジャンルは、知識よりもわかりやすく伝える力量を求められることがあります。
プロフィールで自分がいかにそのジャンルの知識があるか、と専門用語を並べるよりも、普段使う言葉を使いながら、そのジャンルに自分がどれくらい関わってきたか、ということをアピールするほうが、今後は有効かもしれません。
クラウドソーシングなどで、登録したときのプロフィールのままだ、という人は、一度自分がスキルアップしている部分も含め、見直してみるのもいいでしょう。
求められるライターになる!ライターもアップデートが必要
私の昔掲げていた、「一億総ライター計画」というのは、難しくなってきました(汗)
全く無理というわけではないですが、一億人のライターさんが今のgoogleアルゴリズムのアップデートに合わせて努力してもらえるか、というところが疑問だからです。
サイトの求める設定の中で、いかに自分らしさを出すか。
ずいぶん技術の高いライティングをライターさんも求められるようになりそうだな、というのが、私の予想です。
でも、それはもしかしたら良い方向に向くこともあるかもしれません。
今までサイトの中で統一した書き方を求められていたのが、自分の好きな書き方をさせてもらうこともあるかもしれないからです。
「美容番長として書いていいですか?」とか「借金取りの恐ろしさを実体験で書きたいんですけど」とか、自分だけしか書けないようなことも強みになるかもしれません。
googleのアップデートはこれからも何度も繰り返されるでしょう。
そのたびにサイトは変更を迫られ、よりよいものを求められると思われます。
そのような業界の中で、ライターさんだけは現状維持、ということはありえないでしょう。
ライターさんも日々アップデート、記事を書きながらいろんなパターンを持てるように、自分の武器を増やしていけたらいいですね。
というわけで、きっとこれからもライターさん募集は続きます。
引き続きよいライターさんとのご縁を期待しております。
【ライターおやかた】