音声入力 最近のお気に入り
私は普段の執筆に、スマホの音声入力をよく取り入れています。
しかしやはり聞き取る側は機械ですから、私が意図した文とは違うものが入力されてしまうこともあります。
音声入力をしたときは、その後に間違えて変換されてしまった単語を訂正するのに、いつもそれなりの時間がかかってしまうんです。
これは音声入力では仕方がないことですが、先日精度のいい音声入力ができるツールを発見し、そちらに変えました。
これまではiPhoneに標準で備わっているメモ帳の音声入力を使っていたのですが、Googleドキュメントの音声入力に変えてみると、メモ帳よりも3割増くらいきちんと聞き取ってくれるようになったと感じています。
3割っていうとたいしたことないようにも感じますが、間違えて変換されてしまった単語を訂正するのは、とても手間がかかります。
それが30%減るということは、効率が30%向上するということ。
iPhoneのメモ帳は音としてしっかり聞き取っている感じがありますが、それを変換するときに誤変換してしまうことがままあるようでしたね。
例えば「効率」を「公立」、「あの人」を「他の人」と変換したり。
後者は「あの人」の前にくる音がTのときにされてしまいやすい誤変換で、リエゾンの関係だと思います。
誤変換にも修正しやすいものとしにくいものがあり、自分がなんと入力したかもわからなくなり「なんだこれ?」となるものも。
Googleドキュメントの音声入力を使っても、そういったことが完璧になくなったわけではありませんが、だいぶ減ったと感じられますね。
私はいつも、音声入力を始めるときはスマホのGoogleドキュメントのアプリを開き、新規作成を押します。
そこから先の入力画面は、これまで使ってきたiPhoneのメモ帳と同じですので、操作する際に戸惑うことはありません。
メモ帳と同じ感覚で入力できるのに、誤変換が3割ほど減るというのは、ライターにとってたいへんうれしいことです。
これを発見してから、私はすぐにすべての音声入力をGoogleドキュメントのほうに切り替えました。
またこれまで私は、iPhoneのメモ帳の音声入力テキストをコピーして、パソコンのメールアドレスに送っていました。
そしてメールを受信し、その内容をコピーしてGoogleドキュメントに貼り付ける作業をを行っていたんです。
しかしスマホのGoogleドキュメントで作業すると、パソコンに勝手に同期してくれます。
メモ帳の内容をメールに張り付けて送るのもさほど手間ではありませんが、そういった細かい作業も省くことができます。
もちろんパソコンのGoogleドキュメントでも、同じように音声入力が使えます。
ただ、句読点や改行をするときには口で「てん」「改行」と言っても動いてくれず、キーボードで作業しなくてはならないことだけが手間だといえます。
すべての音声入力作業をスマホで行う場合は、句読点や改行に困ることはありませんが、パソコンを使う際には注意して作業してくださいね。
音声入力の誤変換が多いなと感じているかたは、一度のGoogleドキュメントの音声入力を試してみてはいかがでしょうか。
【macky215】