自分に経験ないこと

昔から比較的文章を書くのが好きだった私。

なので、文章を書けといわれても、苦に思うことはありませんでした。

もちろんきちんとした文章となると別物です。

日本語がちゃんとしているかというとそこは自信がないし、相手に共感してもらえるようなわかりやすい文章がかけるかというと、それまた自信がありません。

ただ、自分の思ったことを書くといったものであれば、いくらでも書けるというところはあります。

ちょっと前までは「文章書くのは苦手」という人がいると、「そうなんだ」と真に受けていました。

しかし、最近はあまり信じていません。

だって、みんなSNSでとても上手に文章を書いているじゃないですか。

なので、ブログのようなものであれば、ほとんどの人は書けるだろう、と私は思っている節がありました。

でも、先日ライターさんで、ブログの記事をお願いしたところ、とても苦労されていて。

納品していただいた文章を読んでも、ちゃんとしているし、こちらからお願いしたこともきちんとできています。

でも聞いてみると、その文章を作るのに、何時間もかけたというのです。

だってブログだし、気楽に書いてもらっていいし、時間かけて仕上げなくていいんだよ、ということはお話しました。

でもそれはライターさんの性格なんでしょうね。

読むとどんどん悪いところが見つかって、それを修正しているうちに先に進まず、時間がかかってしまうのだそうです。

ある意味それだけ洗練された記事なので、きちんとしているはずです。

自分はブログ記事であれば、書きっぱなし（とはいえ、最後にざっと読みなおしはするようにはしてますが）のもの、と思っていただけに、そのように洗練するイメージがありませんでした。

そして、自分の気持ちをどんどん書けばいいものでも悩んじゃう人がいるんだ、ということを改めて考え直しさせられました。

このライターさんが特殊ということではなく、こういう人も一定数いるんだろうな、と思います。

なので、「文章書くのが苦手」だけど、「SNSで少し写真を交えて書くのは大丈夫」、でも「〇文字以上書くという規定があると苦手」という人もいるんだろうな、と思います。

こうなると、私の1億総ライター計画というものが崩れてしまうのですが（笑）

でもインスタグラムやツイッターで短い言葉でとても惹かれる文章を書くのが上手な人だっています。

そういう人は逆に1000文字書いて、といっても難しいでしょう。

それぞれの得意分野を生かせることができる仕事の提案というのができていければいいんだけどな、と思います。

【ライターおやかた】