読んでもらう記事を書くということ
現在人に書いてもらった記事を取りまとめる仕事をしています。
そんな私も元々は記事を書く側の人間でした。
最初はどんなことでもいいから300文字の記事を書いてください、という募集に飛びついたことから始まります。
どんなことでもよい、というのは最初は書くことがいろいろあるのですが、毎日そんな劇的なことがおこるわけでもないので、どうしても尽きてきてしまうものです。
そのうち過去の思い出を書いてみたり、旦那の悪口を書くことになります。
でもここで面白い記事と、ただの愚痴の記事に分かれるのだと思います。
自分が面白いと思ったことはそのまま書けば、面白い出来事になりやすいです。
しかし、誰もが経験することや、日常のなにげないこと、ほかの人が見たらただの愚痴にしかならないようなことがいかにおもしろく、興味をひける内容に書けるかで、読んでもらえる記事になるかどうか、ということですね。
私は特に考えもなく書いていたのですが、当時の取引先の方には「いつもおもしろく読ませてもらってますよ」と言われ、ちょっと調子に乗りました。
私は旦那の悪口を書いていたときも、書いたことですっきりしてしまうのか、オチは「なんだかんだいって仲良し」と終っていました。
それが読んでいた相手を嫌な気分で終わらせてなかったのかもしれませんね。
ただ事実関係を並べても読んでいるほうは面白くないはずです。
作文を書くときに、「起承転結を考えましょう!」とか習ったと思うのですが、実はあれも大事なポイントなのです。
オチのない漫才がおもしろくないのはもちろんですが、文章だってオチがないと着地点がなく、読み終わってふわふわしてしまいます。
オチのつけかたでまた文章に差がでるのですが、読み手の予想が裏切られるのが一番引き付けることができるのですが、いつもいつもそのようなオチがつけられる話ばかりとは限りません。
最後まで読ませる文章にするには、いろんなテクニックがあると私は後で知りました。
そのテクニック通りに書けば、文章を書く初心者でも上手に書けるのだと思います。
でもそれを自然と身に着けている人が文章のうまい人、と言われるのだろうと思います。
ネットにはさまざまなコラムがあふれていて、それはプロのライターだけでなく、主婦が内職で書いている記事も多いのです。
記事を書けるテクニックを身に着ければ、仕事は目の前に無数に広がっているのではないだろうか、と思っています。
【ライターおやかた】