映像を見た気持ちになれるような文章は結構難しい
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先日子供が幼稚園より絵本を持って帰ってきました。
家のテレビで何度も見ている作品なので、その上絵本まで!?と思ってしまいました。
ページ数を見ると、140ページ超。
うーん、これを読んであげねばならんのか・・・。
でも、最初読んでみると、ほとんどセリフがでてこない。
あれ?と思ったのですが、そういえば『崖の上のポニョ』は最初はきれいな海の映像が続いて、セリフらしいセリフがでてこないんでした。
でも、その状況を文章できちんと説明しているんですよね。
しかも子供向けの絵本です。
子供がわかるような語彙しか使えないわけなので、表現に縛りがあると思うのですが、ちゃんと映像が思い浮かべられるのです。
それは挿絵があることや、何度も映像で見ているからかもしれませんが。
それでもあの宮崎作品を文章で表現していることに、ちょっと感動してしまいました。
今までも子供に映像化されたアニメ作品の絵本を読んであげたことはあります。
でも、あまりそういう目では見たことがなくて。
どうして今回そのような視点で見るようになったかというと、クライアントさんのところのお仕事で、動画を見て記事を書いてもらうお仕事がありまして。
多くのライターさんに記事を書いてもらっているのですが、改めてすごいなぁ、と。
もちろんライターさんによって、お話の内容を表現する方法が違うのもおもしろいところです。
アニメやドラマであれば30~45分、映画であれば2時間を超えるものもあります。
それを読み手にわかるようにまとめるのは、意外と難しいのではないでしょうか。
一昨年話題になった『君の名は』の書籍もかなり売れたのだとか。
当時は「映画を見て内容わかっているのに、なんでもう一度見るんだろう?」などと思っていました。
でも、今回その気持ちが少しわかった気がします。
一度映像で見ていると、文章になったものを読んだときに、その映像がわーっと頭の中に広がるんですよね。
何度も映像を見ていれば、頭の中でヘビーローテーションできるのかもしれません。
でも、文章とともに映像を思い浮かべることができれば、また見たときの感動が押し寄せるのではないでしょうか。
(ちなみに私はまだ『君の名は』を見てません・・・)
上記紹介したVODの殿堂のサイトを、どのような方が見に来ていただいているのかはわかりません。
見たかった映画が紹介されていて「レンタルしようと思ってたけど、内容がわかるなら」と見ていただいたのかも。
もしくは前見たドラマやアニメだったけど、「誰と誰がくっついたんだっけ?」と思い出すために見る方もいると思ってます。
どちらにしても、読んでもらって「見た気分になる!」という文章でなければ、読者の方を満足させることができないわけです。
そう考えると、ほかの記事作成が「いかに読みやすい情報が詰まっているか」を重要視しているのと違い、ちょっとおもしろいジャンルの記事作成ですね。
こういうライティングは「文章力がうまいかどうか」はもとより、その作品に対してライターさんが「いかにおもしろいと思ったか」がカギになるように思います。
ライターさんも好きなジャンルを見て書いていただいているので、その情熱は文章を通じて感じ取ってもらいたいです!
【ライターおやかた】