ライターから【おやかた】になって、今に至るまで
昨日も思い出話でしたが、今日はクライアントさんとの思い出にひたらせてください。
クライアントさんとのお仕事の始まりは、@SOHOにクライアントさんが出していたお仕事募集に応募したときからです。
なので、最初は私もライターだったわけですが、日常のことを書けばよかったので、結構楽しくて。
後でクライアントさんに聞いたのですが、「おやかたさんの記事、おもしろいなぁ、っていつも読んでますよ」と言っていただき、私の有頂天がそこから始まったしまったんですけどね。
ライターとして順調に仕事をしていたのですが、途中で出産というイベントもあり。
それも、定期健診に行ったら、「そのまま入院したがいい」と言われ、クライアントさんに連絡することもできず、入院→出産。
出産後もなにかと検査が入ったので、予定より2日ほど遅れて月末に退院。
月末締めなのに、ほとんどできてなかったので、「出産したので、納期に間に合いそうにないです。来月に今月分もやってしまいますので」と連絡したら、かなりびっくりされたように思います。
転機になったのは、出産してから半年くらいたってのこと。
そのときにクライアントさんのお仕事のやり方が変わったんですよね。
今までは1月に50記事までしか受け付けてもらえなくて。
でも、新しいお仕事になったら、何記事書いてもOK。
しかも100記事だったら1記事100円、200記事なら110円、300記事なら120円、ということでした。
そのときに、私がひらめいちゃったんですよね。
クライアントさんのお仕事は記事を作成して、さらに投稿までしなければならなかったので、当時はパソコンでしか難しかったお仕事。
それを「携帯で記事書いてもらって、私が投稿すればいいじゃーん」って。
で、前から「携帯でできるお仕事ないですか?」と聞いてくれていた人に声をかけて、全体で1月に700記事くらいできるような見込みでした。
なので、クライアントさんに「700記事やったら単価200円になりますか?」というメールを送って。
最初はクライアントさんも「どういうこと?」となったんですけど、「こうやって書いてもらった記事を私が投稿しますから」という説明したら、「電話してもいいですか?」という展開に。
普段だったら電話とか絶対無理なくらい人見知りなんですけど(人見知りなのは、クライアントさんもライターさんも信じてくれないだろうなぁ^^;)そのときはアドレナリン出まくってたんでしょうね。
「電話してください!」となって、初めてお話しました。
私はこのときのことを鮮明に覚えているんですけど、クライアントさんは「そうだっけ?」とおっしゃっていたので、どきどきしていたのは私だけだったようです。
さすがに単価は1記事130円にしてほしい、ということだったんですけど、でも私のアイディアはすごく喜んでくださいました。
そのときから、私のライターさん取りまとめ、という仕事が始まったんですよね。
正確にいうと、クライアントさん(社長)も当時は別の会社にお勤めだったのですが、私も含めて部門(?)まるごと独立をされました。
ですが、クライアントさんが元いらっしゃった会社の社長さんを含め、ほかの方とはほぼ面識がなく、私の中では、今の社長さんがずーっとクライアントさんという認識です。
そのうち「一度お会いしたいですね」となって、社長は「じゃあ行きますよ」と言ってくださったんですが、それから1年ほどお会いできず。
しびれを切らした私が「行きます!」と言って、会社訪問したのが3年前か4年前。
お互い顔もわからない同士で「小太りのおばさんが行きます」とだけお伝えしたのですが、よくわかっていただけたな、と(笑)
せっかく会社訪問してくださったから、と山ほど宿題を渡されて帰った気がします。
忘れもしないのは、「ではそろそろ帰らないと」というときに、社長が「すみません!僕たち影で〇〇さんのこと、【おやかた】って呼んでました!」とカミングアウト。
「マジですか!?」って感じでしたけど、帰宅して旦那や仕事仲間にそのことを話すと、大ウケ&納得。
確かに私の仕事は【おやかた業】というのがぴったりとのこと。
それからはネタとして使わせてもらい、今では【おやかた】を名乗るように(笑)
それまでの信頼関係があったからこそ、かもしれません。
おかげ様でいろいろなお仕事を依頼していただき、クライアントさんが抱えておられたライターさんも私に任せていただけるようになりました。
改めて振り返ると、ほんとに濃いお付き合いです。
これまでお仕事が途切れずに依頼していただいたのもありがたい話ですし、最初からこのようなお付き合いになるとは思っていなかったので、本当に出会いって大事ですね。
私がほかのクライアントさんとのお付き合いをほとんどしたことがないので、ある意味世間知らずなのかもしれません。
その代わり、クライアントさんから普通は外注に教えないような、事業に関わることや、私の未熟な部分を教えていただいています。
なので、これからもクライアントさんとやっていきたいですし、私もクライアントさんから必要とされ続ける存在になりたいです!
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