褒められたあとの落胆
ライターとして仕事をしていたときの話です。
そのときはリライトのお仕事でした。
元々リライトのほうが得意だったので、その仕事は楽しくやっていました。
そして、クライアントさんがとても乗せるのが上手でした。
「おやかたさんの記事は文句なしです!」「完璧なときほど褒める言葉って出てこないものですね」なんて言われて、ちょっと気をよくしていました。
ですが、その仕事も数人でやっていたため、あっという間に案件が終わってしまいました。
もうそろそろ終わる、というころに、クライアントさんから次のお仕事として「一から記事を書いてほしい」ということを提案されました。
しかし、どちらかというとリライトのほうがよかった私。
一から記事を書く(しかも結構な文字数のもの)というのはどうしても気乗りしなかったのです。
ので、その気持ちを率直にクライアントさんに伝えました。
それで1記事やってみてから継続するかどうか決めていいですか?と。
クライアントさんは「おやかたさんの文章力だったら心配していないんですけどね。
でもそういう意見もあるということでマニュアル作りますね!」とお返事いただきました。
リライトの仕事も終わり、「次の依頼の準備をしております。少々お待ちください!」と連絡がありました。
結果どうなったかというと・・・、連絡はきませんでした(笑)
ある程度在宅ワークの仕事をしている方が見たら、予想できる結果ではありますよね。
私もどうしてもそのクライアントさんとの仕事を継続したかったら、もうちょっと前のめりに「ぜひ一からの記事作成もやらせてください!」と言っていたと思います。
でもリライトの仕事がしたかったので、「なくなったらそれでもいいや」という気持ちが伝わってしまったのでしょう。
でも「次の準備をしているのでお待ちください」と言われれば待ってしまいますよね。
「おやかたさんに依頼するのは難しそうなので今回は見送らせていただきますね」と一言あれば、またこちらも「すみません、お力になれなくて」となるのですが。
でもよくクラウドソーシングの口コミで、テストライティングしたっきり連絡がこない、とか聞きます。
また募集要項に「採用になった方だけに連絡をしますので、連絡がない場合は不採用」といったものも見かけますが、それっていつまで待てばよいんでしょうね。
私の場合、褒められに褒められてちょっといい気になっていただけに、不必要とされた扱いにちょっとへこみました。
まあ、継続しなくてもいいや、と思ってたから、そんなにへこんでもないんですけど。(どっちやねんw)
でもテストライティングであったら、採用か不採用か、という連絡はしてほしいなぁ、と。
今その連絡をする立場になったら、不採用の連絡ってとっても申し訳なくてしにくかったりします。
でもそのときのライターさんの対応で後につながることもあるわけで。
依頼する側もされる側も、やはり次につながるような対応をしておかないといけないよな、と思ってしまうのです。
【ライターおやかた】