覚えていられる!と思わない
原稿を書いたあと、どの人もそれぞれ自分なりにチェックすると思います。
まだライターの仕事を始めて間もないころは、一つ一つすごいエネルギーをかけてチェックしていました。
アドレナリンがドバドバ出ていたからこそできたのでしょうね(笑)
それなのにチェックミスがあったりして、落ち込むこともしばしばでした。
それはチェックする項目を頭で覚えていたからだと思います。
やはり人間ですから、どれか抜けたり忘れたりしてしまうこともありますよね。
覚えていられるときもあれば、忘れてしまうこともあるという感じだったのでしょう。
もう私は早い時点から、頭で覚えるのではなくチェックリスト形式にするように変更しました。
文字量オッケー!文末オッケー!見出しオッケー!誤字脱字オッケー!全角半角オッケー!
みたいな感じですね。
これらに全部クリアすると、チェックは完了なんです。
この形式は、「私だってこれぐらい覚えていられるよ」というプライドに反するものです。
ですが必ず自分がミスをしてしまう、なくせないのだということを知ってしまったので、もう「覚えていられるよ」と大きな口を叩くことができなくなったんですね~。
それにチェックリスト形式にしてしまえば、チェック項目を覚えなくていいのです。
これはどうってことないように思えるかもしれませんが、脳の容量をあけておくのにはとても良い方法です。
チェックするときには、「チェックリストを見よう」ということだけを思い出せばいいのですから。
私はちなみにチェックリストをパソコンの画面の左上にふせんで貼っています。
以前はミニノートでしたが、①ノートを開く②ページを探すという2つのアクションが加わってしまうのでめんどくさくなってしまうのです。
ふせんなら目線をぱっと上げるだけなので、アクションは最小限で済みます。
やはりチェックリストは、目に付くところに貼っておくのがいちばんですね。
あとはチェックリストの周りに、どうでもいいような内容のふせんを貼らないようにしています。
ほかにごちゃごちゃしたものがあったら、大事なふせんが目に入らなくなってしまいます。
原稿を書くだけでなく、サイトにアップしたりする仕事をいただくこともありますが、そんなときは、アップ時に特に気をつけなければならない項目を箇条書きにしておくだけでも、抜けがけっこう発見できるものです。
チェック項目をリストアップメモにして貼るというシンプルな工夫ですが、間違いや抜け・ミスのない原稿を納品するためにはとても有効だと思っています。
【macky215】