人に伝えるって難しい
今新規のプロジェクトの立ち上げをしています。
なので、マニュアルを作っているのですが、それでは追いつかないこともあります。
私のところのライターさんはスマホで作業している方もいるのですが、私が使っていない端末の操作のことはよくわかりません。
なので、ネットからそれに対応できるようなものを探してきて、ライターさんに試してもらって、ということの繰り返しです。
こういうことがあると、本当に人に伝えることの難しさを痛感します。
自分が当たり前に使っている言葉がつかえないときにどうするか、ということは以前に記事に書いたのですが。
今回もその壁にぶつかっております。
例えば、エクセルを使うときに、どこに入力すればよいか、という説明をするとき。
「枠に文字が入らないのですが、どうしたらいいですか?」と質問された場合、どうしますか?
私たちは普通にエクセルのマスのことを「セル」といいますが、エクセルを初めて使う人は、「セル」なんて言葉をしるわけないのです。
ので、「枠」という言葉を使って質問してもらうのですが、「枠」といわれると、「セル」のことをいっているのか、数式入力のバーのことを言っているのか、はたまたもっと別のことを言っているのか、幅が広すぎてわからないのです。
なので、「それはシート全面のマス目のことですか?それとも左側にfxと書いてあるところですか?」といった聞き方をしなければいけなくなるわけです。
お互い「セル」という言葉を知っていれば、一発で済む話なんですけどね。
でも、それはライターさんが悪いわけではないのです。
私だってパソコンを使い始めてすぐのときから、全部がわかっていたわけではなく、きっと同じように迷惑をかけた人がいたはずなので。
ただ今までは一度に1人とかに教えるので良かったのですが、今回1度に何人も教えばければいけないことになっています。
今のところはなんとなくクリアしていますが、まだ稼働していない状態。
稼働しはじめたら、果たしてどうなることやら。
まあ、マニュアルを見てもらって、それでも質問が出るということは、私のマニュアルもまだまだ不完全ということです。
もう1つマニュアルを作らなければならないので、そちらのほうでは質問がでないようにわかりやすいのを作りたいですね。
でも本当に人にわかりやすく伝えるというのは難しいです。
自分ではいつもこれでわかってもらえるかな、と思っているんですけど、やはり質問が出るんですよね。
もちろん人によって理解のレベルがそれぞれと思うので、すべての人に合わせるというのは難しいのかもしれませんけど、どんな人にもわかりやすいもの、というのが理想ですね。
【ライターおやかた】