ワードのおせっかいな機能
ライティングをするとき、パソコンのワード機能を使って書く人も相当数いると思います。
私もずっとワードを使っていますが、最近になって余計な機能が気になるようになりました。
以前からずっとそのような機能があって、ただ有効化されていなかっただけかもしれません。
新しいパソコンを今年の秋ぐらいから使うようになってから、その余計な機能のおかげで何度か困らされています。
1つ目は、英単語の一文字目が勝手に大文字になるというものです。
人の名前は写し間違いを防止するためコピペするようにしていますが、例えば「star」さんなどの英語だった場合、その頭文字が勝手に「Star」に変換されてしまうのです。
これが数回あり、原稿が差し戻されてきました。
その後は気をつけているのですが、いつもコピペするたび大文字に変わってしまうのにちょっとイライラ。
今から英文をコピペするから、頭文字が大文字になっていないかチェックしないといかん!という余計な頭を使わなくてならなくなるんですよね。
もう1つは、勝手に箇条書きになってしまうというものです。
その部分に戻ってバックスペースを押すことで解除できますが、そもそも箇条書きにするつもりがないところで勝手に箇条書きになられると、イラッとすることも。
調べてみるとこれらの機能は、ワードに入っている「オートコレクト」の仕業のようです。
私も実際に調べてみるまでこんな細かく設定できるようになっていると思っていませんでしたが、実に様々な項目があります。
分数の表示の仕方や、アスタリスクマークで囲んだ文字を太字にするとか、-をダッシュに変換するとか、まあいろいろあるんですよ。
そのなかの「文の先頭文字を大文字にする」というチェックボックスのチェックマークを外すことで、英単語の頭文字問題は解決できました。
続いて「段落記号」に入っているチェックを外すことで、箇条書きの問題も解決。
また「〇〇しちゃって」みたいな文章を打つと、下に波線マークが表示されることがあります。
これもわずらわしいので、文章のスタイルを「砕けた文」に変更することで、波線の表示をなくすことに成功しました。
もともと最初にこのような設定をしていたわけではなく、ワードを購入してインストールしたとき、すでにデフォルトでこのような設定になっていたんですよね。
ですがクライアントさんから指摘を受けたものに対して「だってデフォルトだったんです~」というわけにはいきません。
勝手についてくるおせっかいな機能ですが、納品物で困ったことにならなくて済むように、自身のワードのオートコレクト機能がどうなっているのかをチェックしてみるのもいいと思います。
設定をオフにすることで、自分が打った文章を校正する際「もしかして英単語の頭文字が大文字になっているかもしれない」などとおびえなくても済むようになります。
そして、逆に自分のライティングに役立つ機能だけをあとから追加すれば良いのです。
うまく使いこなせば自分を助けてくれる機能ですので、このおせっかいな機能について、時間があるときにもっと調べてみようかなと思っています♪
【macky215】