人はいつの間にか変わるもの
「人はすぐには変われない」と私はいつも思っているのですが、それと同じくらい「人はいつの間にか変わるものだ」とも思っています。
毎回精いっぱいの努力をしてようやくできるのではなく、いつの間にか何気なくできるようになるのです。
子どもたちを見ていると、なだらかに直線で上手くなっていくのではなく、階段状に上手くなっていくのだなぁと感じることが多いです。
そしていちど階段を上ったら、それを維持するのが普通になり、そこからまた下がってしまうということはあまりないように思います。
もちろん上手くなったことを継続しないでいると、体に染みついたノウハウを忘れていってしまいますが、継続している限りなかなか力は落ちないのではないかと。
わたしも最近、それを実感することがありました。
といっても文章に関することではなく、かかとのガサガサの話です(笑)
横座りをしていてガサガサが子どものお肌に触れた瞬間「痛っっ!なにこれ!」と叫ばれるほどひどいわたしのかかと。
ささくれがくさびのようになって、絨毯の上を歩こうものなら引っかかって「あいたたたたた!」となってしまうのです。
もうこれは仕方がないものだと思って過ごしてきたのですが、さすがに流血するようになりどうにかしなくてはならないと思っていたところ、先日おやかたさんから「ワセリンを塗ると良い」とお聞きしました。
お風呂上がりで水分をよく含んでいる状態で、家にあるワセリンをひび割れの中にぬり込んで、乾燥しないように上からラップを重ね、さらに靴下を履くという工夫をしてみました。
すぐに良くなるわけではありませんでしたが、少しずつ良くなっていくのがわかりました。
そして1週間から10日くらいで、かなり改善したのです。
その後はワセリンではなく普通のハンドクリーム程度でも、良い状態を保てるようになってきました。
このことによって、人間の体って細胞レベルで変わったことは、良くも悪くも維持する仕組みになっているんだなと思いました。
だから文章に関しても、頭で「こうしなくちゃならない」と思ってもすぐにできないのは当たり前なのかもしれないです。
お肌と同じように、脳細胞や神経のつながりが細胞レベルできちんとならないといけなくて、そのためには少し時間がかかるのではないでしょうか。
ですから1週間や2週間でできるようになるのは早い方で、本来は細胞が生まれ替わる1~3ヶ月ぐらいの時間はかかるのかもしれないなぁと思ったりします。
というわけで、私の文章も気づかないうちに少しずつ良くなっているといいな。
かかとの細胞と同じように、脳細胞もいい品質に入れ替わりますように…(笑)
【macky215】