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【ライターおやかた】ライターを束ねる仕事をしているためあだ名が『おやかた』。元々はライター                    【macky215】10本の指が何より大切!足は折っても手は死守したいアラフォーライターです

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ライター募集のアンケート

 

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今日は完全に私事の話です。

誰にでも当てはまることではないので、誰かに共感してほしい、と思って書くわけでもないです。

ただ、現在の在宅ワークという仕事形態にかなり助けられている感謝の気持ちと思っていただければ幸いです。

 

我が家の息子は来年小学校にあがります。

先日幼稚園の園長先生より「息子は小学校で支援教室への通級が望ましい」と話がありました。

通級とは普通クラスに籍は置き、主要教科は支援教室で授業を受けるというもの。

 

息子は3歳児検診のときに、発達障害の疑いがあることがわかりました。

発達障害とは、簡単に言うと軽度の自閉症です。(こういってしまうとあまりにもざっくりしているのですが、説明し始めると長くなるので)

私が住んでいるところは田舎なので、「疑いあり」というだけでも療育(今後社会で生きにくくならないためのトレーニングのようなもの)に通うため、市の補助を受けることができました。

もちろんそのことがわかったときには一晩泣き明かしましたが。

でも、次の日には「療育受けるためには何したらいいですか?」と各所走り回り、おかげで数か月後には療育をスタートすることができました。

担当してくださった保健士さんにも「こんなにスムーズなケースは珍しい」と言っていただいたくらいです。

 

それは私が療育を受けるための検査や面談というのを「いつでもいいです。空いてるところで行きます」と言っていたことです。

普通は仕事を休まなければいけなかったり、「できれば午後」といったことがあるので、希望通りの日となると、ずいぶん先になってしまうようです。

でも「明日でも行けます」「今から行きます」といった勢いで予約を取ることができたので、スムーズに手続きが進んだのだと思います。

療育機関も「いつの曜日、時間でもいいので入れてください」とお願いしたので、早くに入れてもらうことができたのだと思っています。

 

そういうことができたのも、私が在宅ワークである程度時間の自由がきいた、ということに尽きると思います。

もちろん作業のできない時間があることで、ご迷惑を多々かけたこともあるかもしれません。

しかし「仕事を辞める」という選択肢を選ぶことなく、ここまでこれました。

 

療育は早ければ早いほどいい、と言われています。

息子も療育の効果があったのか、絶対に選ばなかったバランスの悪い遊具も楽しむようになったり、「今日保育園でなにがあった?」と聞いても何一つ答えてくれなかったのが、幼稚園になってからは、帰ってきて「今日〇〇したよ~!」と一番に報告してくれるようになりました。

確実に成長を感じていたのですが、小学校は通級という判断・・・。

療育機関の先生も、市でお世話になっている保健士さんも「TT(補助の先生)がつくかつかないか・・・」と言ってくださっていたので、この判断はちょっと驚きでした。

「ショック」というよりは、「思っていたより息子にはもっと支援が必要なんだ」と思い知った感じです。

 

もちろん今まですべてが順調にいっていたわけではありません。

発達障害ではなかなか寝てくれない特徴もあるのですが、そのことが幼稚園に理解してもらえず、一度体調を崩したときに「お母さんが仕事をセーブして、もっとお子さんがテレビの刺激を受けないようにして、早く寝せてあげないと」と言われ、悔し涙を流したことも。

結論として、それまで一時預かり(幼稚園が終了したあと18時くらいまで預かってくれる)を利用していたのですが、息子の緊張状態がそれだけの長時間は負担になっている、という判断で利用するのをやめました。

また、息子の成長につながるのであれば、ということで、週1回だった療育を週2回に増やしていました。

毎日14時には帰ってくる息子、そして週2回、療育の行き来を含めた2時間の拘束。

だんだん仕事ができないイライラがつのってきてしまいました。

もう限界・・・。

 

その時どうしたか。

パパに仕事をやめてもらって、私の仕事に参加してもらいました。

パパがちょうど仕事を辞めたがっていたのもあったのですが、半ば私がお願いしてやめてもらったようなものです。

もちろん特別待遇とかではなく、クライアントさんから「ライターさん募集システムを確立するプロジェクト」を引き受けたので、人員が必要になった、ということです。

ただ、私の賭けのようなアイディアに投資していただいているクライアントさんには感謝しかありません。

もちろんクライアントさんはクレバーな方なので、成功の見込みがなければ、いくら私との付き合いとはいえ投資されるような方ではありません。

ので、なんとしても結果をだしたいことであるのですが。

 

パパが幼稚園の送り迎え、療育への付き添い、クライアントさんと打ち合わせのときの子供の相手、そんなものをやってくれるようになり、ずいぶんと私は仕事に時間を割くことができました。

ただ、今回の通級判断により、これからまた子供のことでずいぶんと忙しくなるよね、と話しています。

実際、今度支援教室の見学をさせていただくことになっています。

また、この機会に息子に診断名をつけてもらうことにしました。

診断名をつけてもらうことで、支援教室でより適切な対応をとってもらうことができると思ったからです。

そのための検査や診察、また小学校との話し合いというものも考えておかなければいけません。

 

そういうときに、在宅ワークはまだ時間の都合がつけやすいです。

クライアントさんの打ち合わせも「その日は都合が悪いので」とずらしていただくことも可能です。

もちろん会社に勤めていて、子供のケアもしっかりできておられるお母さんもたくさんおられると思います。

でも、私はなかなか器用なことができないので、「子供のことに時間を割けない、仕事も満足にできない」とジレンマを感じてしまうと思うのです。

でも、迷うことなく子供に良いと思われることを選択してあげられる、かつ、仕事を辞める選択に至っていないのが、本当にありがたいと思うのです。

 

もちろんクライアントさんに助けられていることもあると思います。

最初に療育に通うことになったとき「ご迷惑をかけることになるかも」とお話していました。

すると「それってどれくらいの時間がかかるんですか?その時間、作業できないことで、なにか考えられる不都合はありますか?」と聞かれました。

確かに2時間抜けるくらいで、なにか大きな問題が発生するとは、当時の仕事内容では考えにくかったことです。

実際大きな問題は起こらず、療育の時間は抜けさせていただいていました。

 

子供のことで、今後もっと親の支援、学校に支援してもらうためにも、少し奔走しなければならいと思っています。

でも、パパの助けもあります。

相談に乗ってもらえる市の保健士さん、療育の先生、今度診断をしてもらう病院の先生がいます。

全く仕事に影響しないかというと、そういうわけにはいかないかもしれません。

でも、この3年くらいで、子供のことと仕事を両立させてきたつもりです。

ですから、できるだけライターさんにも、クライアントさんにも、「気づかなかった~」と言ってもらえるくらいにはこなしたいという願望があります。

 

正直先のことはわかりません。

でもそれは仕事でも、人生でも、何に対してだって言えること。

診断してもらう先生にも「すごく成長して普通級に戻れるかもしれないし、逆にもっと進んでしまうかもしれない」といわれています。

なので、目の前で起こったことをそのたびに対処していくしかないのです。

 

ただ、本当に子供の発達障害がわかる前から在宅ワークであったことに感謝します。

わかってから在宅ワークにしようと思って、今のような仕事の体系が作れていたとは考えにくいです。

また夢のようなことを言っていると思われるかもしれませんが、この在宅をワークをすることができたのも、息子が生まれてからほどなくしてのこと。

パパとは「この仕事は息子が運んできてくれたんだね」と話していました。

なので、息子はちゃんとパパとママが自分のことを助けてくれるように、自分で段取りして生まれてきたのかな、と思っているのです。

 

子供に発達障害があるお母さんは、みな仕事を辞めなければならないか、というと、そういうわけでは決してありません。

今はたくさん支援がありますし、仕事をしているからといって、子供の成長に影響があるとは思いません。

でも、やはりなにもない子供さんと全く一緒というわけにはいきません。

療育への付き添いもそうですが、発達障害について親も勉強しないと「なぜ子供はこんなに言うことを聞いてくれないのだろう」と自分が悩むことになってしまいます。

ので、やはり時間や気持ちが持っていかれてしまうことはあると思うのです。

もちろん在宅ワークで誰もがうまくいくとも思っていません。

ただ、そういう選択肢もあるということを知ってほしいな、と思うのです。

 

今回はこの場を借りて、自分の思いを書き綴ってしまいました。

なので、アクセスの少ない日曜日を狙ったのですが、同じ思いの人がいるならば届いてほしいような、でも興味ない人には読み飛ばしてもらいたいような。

複雑なところですね(笑)

明日からはまた、ライターさんに仕事したいと思ってもらうようなブログにしたいと思っていますので、またよろしくお願いします!

 

【ライターおやかた】