社会人として大切なこと
「それって言い訳やんな?」
「言い訳ちゃうわ、理由やわ!」
我が家では、日々このような会話が繰り広げられています(笑)
高校生のいる日常というのは、このようににぎやかなやりとりで彩られているのです。
この言い訳と理由というのは、どこまでが言い訳なのかという解釈が人によって違うと思うんです。
我が家でいうと「部活が忙しくて勉強ができない」が、わたしからすると言い訳になるけれど娘にしたら理由なんですね。
わたしは「社会人とは!」みたいな大それた信念を持っているわけではありませんが、言い訳するのは社会人らしくないなと思っています。
言い訳したくなる状況っていうのは、たいていが「思ってもみなかったことが起きたとき」なのではないでしょうか。
寝坊して電車に間に合わなかったり、髪の毛のセットがうまくいかなくて家を出る時間が遅くなって遅刻した、などもそれに含まれるのかなあと。
そう考えると、言い訳は「想定できるもの」になります。
初体験のことは想像するのが難しいんですが、数回同じような経験をしていると、「あっこれ前にもやったよね」って思い出せるようになってきます。
そういうことを、いつまでも「だって仕方なかったんです~」っていうのはダメだよねって思うんです。
いっぽう理由は、病気になったとか、家族がケガをしたとか、そういうものかなと個人的に思います。
できる限りいろんなパターンの事態を想定していても、カバーできない種類のものですね。
本当の意味での想定外のこと。
ですから「理由」を言うときというのは、そんなに多くないと思いいます。
そして相手さんも、その理由を聞いたら「そうなんですか!それは仕方がないですね」と言ってくれることが、わたしのこれまでの経験では多いですね。
ここの線引きをどうにかして娘に伝えたいと奮闘しているんですが、なかなかうまくいきません。
いま娘には社会人としてどうあるべきか、みたいなことを少しずつ教えていこうと思っているから、なおさらのことかもしれません。
社会人として、あんまり言い訳ばっかりしている人にはなってほしくない。
だから想定できるところはしっかり想定して、先にできることはやっておく。
それでも抜けたところは仕方ないから、次からもうやらないように気を付ける。
この繰り返しかなあと思います。
まだ高校生だからって少しは思いますが、アルバイトや在宅ワークをこれからしていくのだから、若くても社会人としてしっかりやっていってほしいんですよね。
まあすぐに身に着くことではないと十分知っていますが、少しずつ何度も話していけたらなあ~と思ってます。
【macky215】