家族にバレることなく副業できる?
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ときどき「夫(妻)に内緒で内職したいんですけど」という話がもちかけられることがあります。
もちろん内緒で内職することは可能です。
私のところの仕事の場合、最初に業務契約書を交わしていただくのですが、それも一度実家に送ってほしい、といわれてそちらに送付したこともあります。
「携帯で仕事したいけど、パケット代が急激に上がると困るから、1か月仕事したらどれくらいパケット代がかかりますか?」といった相談も受けたことがあります。
このころはまだスマホが主流でなくて、ガラケーを使っていた人も多かった時代です。
このように、配偶者に内緒で内職をして、入ったお金はへそくりや自分の遊興代に使いたい、という人もいるでしょう。
ただ、仕事を依頼する側としては「せめて家族には内職をすることは伝えておいてほしい」ということです。
というのも、私が経験した「あること」からです。
ある日、覚えのないアドレス、名前のメールを受け取りました。
内容を見ると、内職をしていただいている方の旦那様からです。
前日にそのライターさんが意識不明で病院に運ばれ、命もどうなるかわからない状態でICUに入っているとのこと。
なので、もし納期などありましたらご迷惑をおかけしますが、そのような事情なので申し訳ない、ということでした。
その方はノルマなどはない記事作成をしていただいていたので、なにかこちらが困るようなことはなかったのですが、毎日のように納品していただいていた方だったので、さすがに1週間も連絡なく納品がなければ、おかしいとおもったでしょう。
しかし、こちらがそのような事態になる前に旦那様が連絡してくださったので、こちらでクライアントさんとの都合をつけることができたのです。
ちなみにこのライターさんは奇跡と言われるくらいに回復し、後遺症もほぼなく、3か月後には復帰されました。
また、あるときは納期になっても納品されないことをおかしく思い、連絡を取ってみると、「妻は別の仕事が決まり、連絡が取れないようなところに仕事に行った」というメールを旦那様からいただきました。
連絡がとれないところ、いったいどんなところだろう、という感じですが。
どうやら届いたメールには返信をしておいてほしい、旦那様は言付かっていたようです。
そのような事情を事前に連絡もらえず、納期に遅れたわけですが、もし旦那様がその事情を返信していただけなかったら、納品してもらえるかどうかすらわからず、身動きが取れなくなり、もっと困っていたと思います。
こういうことがあったので、内職や副業だから、というわけでなく、やはり家族にはどういう仕事をどういう人とやっている、というのくらいは話しておいてほしいな、と思うのです。
報酬を独り占めしたい気持ちはわかりますが、仕事である以上、仕事相手に迷惑をかけない仕事のやり方をする、という考えでいてもらうと、依頼する者としては助かります。
【ライターおやかた】