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【ライターおやかた】ライターを束ねる仕事をしているためあだ名が『おやかた』。元々はライター                    【macky215】10本の指が何より大切!足は折っても手は死守したいアラフォーライターです

思い通りにならない仕事人生

ライター募集のアンケート

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私の仕事人生において、当初の予定と大きく変わったことがあります。

それは出産の時期がかなり遅れたこと。

私は23歳のときに結婚しました。

出産はさほど焦っていませんでしたが、まぁ2年ぐらいは夫婦で楽しく過ごして、25~6歳でひとりめ、30歳までにはふたりめも生み終えて、50歳までには自分のために時間が使えるような人生がいいな~と思っていました。

早めに子どもから手が離れたら、子育てで一度中断した仕事のキャリアもまた追い求められるのではと思っていました。

 

しかし実際には、まったく思い通りにはいきませんでした。

長女を授かるまでに5年かかり、次女を授かるまでにはそこからさらに7年。

25~35歳まで断続的に不妊治療を続け、38歳くらいまでは育児にかかりきり。

結婚してから15年間、私はキャリアを追い求めるどころか、ほとんど仕事に就くこともできなかったのです。

しかも高度な治療が必要でしたので、お金はどんどん出ていきました。

35歳で次女を授かったはいいけれど、貯金なんてほとんど残っていません。

周囲のママ友たちから「住宅ローンを〇回繰り上げ返済した」「もう払い終わった」なんてちらほら聞くようになってきたころ、我が家ではせいぜい35年ローンを公庫から銀行に借り換えしたくらい。

思い描いていた計画とは真逆をいく感じでしたね~。

 

この家族計画というのが、思い通りにいく人ももちろんいます。

ですがここまで思い通りにいかないことがあるのかという経験をした私には「そんなことってできるんだな」と感心してしまうくらい。

不妊治療をして、歳の差姉妹を授かったことは本当に幸せなこと。

しかし正社員にチャレンジするとか、もとの仕事に戻るとか、そういった夢はあきらめました。

娘たちの育児が長期にわたったおかげで在宅ワークにめぐりあったのですから、これも運命というか、なるようになったということなのかもしれませんね。

 

人生は思い通りにならないことの連続です。

友人の誰よりも早く結婚した私が、こんなに遅くまで育児するなんて思ってもみませんでした。

仕事人生と家族計画、これは思うようにいかないもんだと思っておいたほうがいいですね。

今になってみればこれでよかったなと思いますが、失われた時間、失われたお金、そして失われたキャリアというのはやはりあります。

それらを取り戻すべく、いま一生懸命がんばっているつもりです。

そして娘たちには「結婚する結婚しない」「子どもを持つ持たない」「何歳で子どもを持つ」などと夢見るのはいいけれど、決して思うようにいかないのが普通だと思っておくようにね、といずれ話そうと考えているところです。

【macky215】