ていねいな暮らししていますか?
最近「ていねいな暮らし」に関する本をよく見かけます。
在宅ワークで家にいる時間の多い私は、仕事をしながらていねいな暮らしがしたいな~とずっと思っていました。
ですが在宅ワークを始めて数年たった今、私の出した結論は「仕事をしながらていねいな暮らしはできない」というものです。
しようと思えばできるのでしょうが、ていねいな暮らしがしたいという思いが、自分の首をしめてしまっていることに気づいたからです。
ていねいな暮らしとは、言い換えると手をかける暮らしです。
市販のものになるべく頼らず、小さなことも手作りをしたり時間をかけたりするものです。
家にいるのだからできそうな気がしますし、自分でもやればできるのではないかと思っていましたが、そんなものは夢だったと、最近ではあきらめるように。
そもそも、そんな時間がないのです。
在宅ワークをしていても、仕事するときにはそれだけにかからなくてはなりません。
合間に家事をしますが、それもできるだけスピード重視。
そんな現状は、仕事する時間を作り出すために最低限のことしかやらない、手をかけているとは程遠いものです。
外で働いている人と私の違いといったら、仕事の合間に電化製品のスイッチを入れたり、野菜を刻んで鍋に放り込んでおいたりといったくらい。
買い物だってフルスピード、もちろん行ったときにはお惣菜も買います。
安いものを買えるように曜日を分けたり、スーパーをはしごするというていねいさも全くありませんね~。
最初はていねいな暮らしができないと辛くなったこともありましたが、最近ではもう思わなくなりました。
ていねいな暮らしを心がけると、自分がつらくなるからです。
ですからほんとうに今は何もしていません。
外で仕事をしている人のほうが、家に帰ってきたときに散らかってるのは嫌だから、きちんとしようと思うのかもしれないです。
また、自分がていねいな暮らしをしようと思っても、家族たちにそれを強要することができないということもあります。
自分だけがきちんと片付けたって、おもちゃは出しっぱなし、片付けようとしない家族たちとの攻防に疲れてしまうのです。
というわけで、我が家はいつも散らかっていて、ものは出しっぱなし、ていねいな暮らしとは程遠い有様(笑)
最近では、ていねいな暮らしを演出してくれるもうひとりの主婦が家に必要だなと思っています。
そんな人に来てもらうお金はないし、もう潔くあきらめて雑然とした暮らしで日々を送っていこうと思います。
ですが他の在宅ワーカーさんは、もしかしたらていねいな暮らしをしているのかもしれません。
そんな人がどんな工夫をしているのか、こっそりのぞいてみたい気持ちでいっぱいです!
【makcy215】