在宅ワーク お仕事終了への備え
今回、確定申告の修正をすることになり、訂正した確定申告書をポストにインしてきました。
水道光熱費や管理費などの経費を追加で計上し伝票を入力したため、貸借対照表や損益計算書などの決算書類を出し直すことになりました。
その際にもう一度、出し直した書類に不備がないか目を通していたのですが、月々の売り上げ金額が前月と比べてがくんと落ち込んでいる月があるのが目に留まりました。
決算書類には1月~12月まで毎月の売り上げ金額が記載されていますが、その月の分だけ大きく金額が違うので一目でわかります。
それは去年の夏にあった「この仕事は今月でおしまいです」と言われたときの分です。
その仕事は収入の半分ほどのボリュームがあったため、次の月の収入はシビアにそれだけ減っています。
わたしはいま、収入から住宅ローンなどの家にかかるお金や教育費を支払っていますが、その月はそれらに充てるお金を工面するのに、とても大変な思いをしたのを思い出しましたね。
その後すぐに新しい仕事を探し、クライアントさんのご好意をいただきすぐその減った分の金額相当のお仕事を埋めることができましたが、改めて一覧表になったものを見て「来年はこういった急な仕事の減少に備えられる体制を作らないといけないな」と思いました。
現在も報酬を全部使ってしまわずに貯金をしていますが、それはあくまでも税金や健康保険料などの、後から請求される「どうしても支払わなくてはならないお金」のためです。
いつかまた訪れるであろう「今月でこの仕事はおしまいです」宣告のためのに備えたお金は、正直いって今はほとんどありません。
最低でも1ヵ月分、理想をいえば3ヶ月分くらいのお金を作っておくことは、在宅ワーカーのリスク回避のために絶対に必要だなと思います。
昨年度にあった突発的なお仕事終了はその一度だけでしたが、やはり年に一度ぐらいそういうことがあり得るのだと思っておいた方が、何かと安心なのではないでしょうか。
継続してお仕事ができる堅実なクライアントさんを探す努力を地道に続けながら、万が一のための自分なりの保険を用意しておくということですね。
この2つは安心のための両輪であり、片方だけではやはり、何かあったときに心もとないと思います。
確定申告が終わった今、次の確定申告までに少しでもこの「自分で自分を安心させられる体制作り」に着手していきたいなと、今しみじみ感じているところです。
【macky215】