クライアントさんを比較するのはちょっと・・・

内職をしていて、１つのクライアントさんと長くお付き合いできるということはありがたいことです。

しかし、そういうしあわせなお付き合いができている人というのは、ごく一握りなのではないでしょうか。

内職のお仕事は、需要がなくなれば仕事がなくなるのは当たり前の世界です。

かつ、これだけの仕事がしたい、といっても希望通りの金額に達する仕事がもらえるとは限らないです。

よって、どうしても複数のクライアントさんの案件を掛け持ちするということになります。

私のところでも、何個ものクライアントさんを掛け持ちしているライターさんはいらっしゃいます。

その掛け持ちをすることは全く問題ないです。

ただ、ほかのクライアントさんとの兼ねあいで締め切りが遅れたり、辞められたりするのはちょっと困りますね。

もう１つ困るのがクライアントさんの比較です。

比較して、「Aのクライアントさんはこういう要望、Bのクライアントさんはこういう要望」としてもらうのは全然かまわないです。

ただ、「Aのクライアントさんではこれでいいといっていたので、Bのクライアントさんでもこうさせてください」というのは困ります。

クライアントさんによって、同じ記事を書くという仕事であっても、全く方針が変わってきます。

もっというと、同じ会社内であったとしても、担当者が変わることによって、サイトの方針も変わり、全く違う要求をされることもあるのです。

他に、コピペチェックなどでも使用するツールによってOKだったり、だめだったり、ということもありますから、家で使っているコピペチェックツールでOKだったのに、提出したらダメと言われた、ということも起こりえます。

ただそれに対応できなければ、複数のクライアントさんの案件を受けるということは難しくなってしまいますね。

依頼する側もライターさんあってではありますが、やはり必要とする記事の方向性というのは決まっています。

プロのライターさんであれば、自分のスタイルの記事を売り込むということもできると思いますが、多くのライターさんはやはりクライアントさんの意向に沿った記事を書くことが多いと思います。

そうなると、クライアントさんの要望をつっぱねていては、仕事がなくなってしまいますね。

もちろん納得できない仕事を我慢して受ける必要はないと思います。

しかし、ある程度クライアントさんと話をして、意向に沿える部分はしっかりクライアントさんの要望に応えるというのも必要なことなのではないかな、と思います。

内職は掛け持ちが当たり前、だからこそ気を付けなければいけないことがあると心得ておくと、うまくやっていけると思いますよ。

【ライターおやかた】