記事を書く在宅ワーク(内職)をしているライター集団参上!

【ライターおやかた】ライターを束ねる仕事をしているためあだ名が『おやかた』。元々はライター                    【macky215】10本の指が何より大切!足は折っても手は死守したいアラフォーライターです

在宅ワークと家事分担

ライター募集のアンケート

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私は在宅ワークを始めて6年ほどになります。

最初のころは、家で仕事をする=仕事をしながら家のことを全てやるというイメージを持っていました。

そして実際に、やればできると感じて実行していたんです。

 

うちの夫は職場が遠いうえに仕事が忙しく、帰宅するのは21時~23時ごろと日によってまちまちです。

夫が帰宅する少し前から、食事の温め直しをして、すぐ食べられるように配膳します。

そのころにはもう子どもたちのお風呂も終わり寝かしつけは終了、洗濯物も干し終わっていて、夫はご飯を食べたらすぐにネットしたりテレビを見たり、自分だけの時間を持つことができます。

平日は、ずっと100対0という分担比率でやってきました。

正直言ってしんどかったですが「家で仕事をしているのだから自分がやって当然」「両立して当たり前だ」みたいなイメージもあったんですね。

今から考えると、自分で勝手に思い込んでいただけな気がします。

 

今から2年ほど前、私が夫にブチ切れたことがあります。

長女の受験にかかる教育費が大きくなったことと、夫の給与が下がり住宅ローン分の金額を私が稼がなくてはならなくなって、責任がとても増えたんですね。

それなのに、夫がやっていることが以前と同じままなのです。

「仕事している、忙しい、疲れている」と言われたって、それは私も全く同じこと。

しかも私はそれにプラスして、家事も育児もしているのです。

 

なので私は「これからは家事をおろそかにします」と宣言しました。

仕事と育児を優先するので、着るつもりだったお洋服が洗濯できていなかったり、ご飯がばっちり配膳されていなかったり、お風呂に入ろうとしたら水だったりするかもしれないと。

私が持っている力には限りがあって、優先順位をはっきり決めたので、優先順の低いものはできないと言いました。

夫はとても不満そうで、意味がわからないという顔をしていましたね。

 

しばらくして私がインフルエンザで寝込んでいた時に、夫が私のところにきて「コップがないんやけど」と言いました。

私から「コップがないなら洗えばいいやん」と言われ、夫はガチャガチャ音をさせながら洗い物に取り組んでいました。

夫は不機嫌になるとすぐ大きな音を立てるのですが、これまではそれがとてもイヤで。

なるべくそうならないようにと先回りして無理をしていましたが、インフルエンザをきっかけにそういった気を回すことはやめてしまいました。

 

私はインフルエンザが完治してから「夜はもう疲れているから、あなたが帰ってきてから洗濯物を干してね」と言いました。

不満そうにしていましたが、もう気にしないことに。

それ以降、洗濯物だけはいくら私が夜に時間があろうとも、夫が仕事や飲み会でどれだけ遅くなろうとも、手をつけず置いておくようにしました。

最近ではようやく、洗濯物干しは自分の仕事なのだと思うようになってきたようです。

もっと早い時期にこうしておけばよかったなあと、今では思うようになりました。

言えなかった自分も悪かったんですよね~。

余計な波風を立てまいとしていたのは、ある意味逃げだったのかもしれないです。

 

 

在宅ワークをしているからといって「家事と仕事を両立させて当たり前」などと思い込む必要はないなと今は感じます。

外で働くのと在宅ワークでは、通勤がないだけで、仕事をしているという事実は変わりません。

家事は大人が分け合ってすればよくて、子どもたちも育ってくればそこに加わればいいこと。

そんな私と夫のバトルを見ている娘たちにも、在宅ワークか外で働くかといった勤務形態にかかわらず、家事を上手に分担して生きていく知恵を学んでほしいなと思います。

そしてできれば、将来は家事分担の価値観のあった人を見つけて、楽しく暮らしていってほしいなと母は願っています。

【makcy215】