いつまでも使えると思うなSDカード
私は毎月請求書を作成し、それをクライアントさんチェックしてもらい、OKが出たら印刷・押印して発送しています。
自宅にプリンターはあるのですが、月に1回だけの請求書印刷のために起動するのが面倒くさいので、いつもSDカードにデータを入れて近所のコンビニへ持っていき印刷していました。
今月もそのつもりでSDカードに請求書データを移そうとしていたら、普段出てこない「この媒体には書き込みできません」というエラーメッセージが出ました。
SDカードの左側にはロックつまみが付いていて、消したくないデータがあるときには、上書きをしてしまわないようにすることができます。
きっと何らかの拍子にロックのボタンが動いてしまったんだろうと推測し見てみましたが、そもそもロックなどされていませんでした。
たまたま読み込みが悪かったのかな?と思いもう一度差し直してみましたが、同じエラーメッセージが出るばかり。
先月から今月の間のどこかのタイミングで、もうこのSDカードには新しく書き込みができなくなってしまったのです。
これまで入れていたデータは幸いなことに取り出せますが、新しく入れることができなくなってしまったSDカード。
とりあえずすぐにやらなくてはならならない請求書のデータ印刷は、急遽他のUSBメモリーに入れ印刷発送することができました。
しかしこのSDカードはかなり大容量で高かったのですが、もう使えないということで「なんだよぉ!」となりましたね。
こんなふうに急にSDカードが使えなくなってしまうことなどあるのかと思い調べてみると、自分の認識が間違っていたことがわかりました。
SDカードは、3年くらいで使えなくなってしまうことが多いそうです。
それまで問題なく使えていてもある日突然「フォーマットしてください」「このカードは読み込みできません」などのメッセージが出て、正しく認識されなくなってしまうようです。
そういう前提の上で、SDカードやフラッシュメモリーを使っていかなくてはならないのだということが、改めてわかりました。
しかしSDカードを裸のまま持ち歩いていたわけではなく、きちんとケースに入れ、月に1回しか出し入れしていなかったのに、3年くらいで使えなくなるなんて。
このSDカードには在宅ワーク用の資料しか入れていませんが、他にもデジカメのデータが入ったSDカードがたくさん自宅にあります。
こちらもきちんとケースに入れて保管してますが、それで安心して、子どもたちが大きくなってから赤ちゃんの時の写真データが見たいと思って再生したら読み込めなかった!なんてことになったら悲しすぎます。
まだCD-ROMの方が耐用年数が長いということですので、時間があるときにSDカードの中身をCD-ROMに焼いていこうかと思っているところです。
今回はびっくりしたけれど、いい経験になりました。
データを複数のところに保存しておくこと、そして媒体はいつまでも使えないこと。
これを肝に命じておこうと思います。
【macky215】