子どものやる気と親の仕事
現在私はほぼフルタイムで在宅ワークをしていますが、いまがほぼ仕事をお受けする量としてはマックスかなと思っています。
いくつかのお仕事を掛け持ちし、組み合わせて月々の収入を得ており、仕事の納期などもうまく重複を避けられていて、ほぼ理想的な状態です。
先日久しぶりに会った友人のところは、小学校六年生の娘さんがいるのですが、話を聞いていると中学受験をすることになったとか。
半年前に会ったときには何も言っていなかったので、けっこう急に決めたことのようでした。
ママである友人は、みんなもうとっくに準備して受験勉強を始めている、今からじゃ遅すぎることはないけれどかなり大変になるよ、と何度か止めたそうです。
しかし娘さんが「大変でもいい、私はやる。泣き言は言わない。私は勉強して○○中学に行きたい!勉強したいねん!」と言ったのです。
娘さんが「ここで勉強したい」と探してきた個別塾に通いながら、今は猛勉強中。
当然ながらかなりの塾代となっているようですが、「勉強したいねんって言われたらもうね…」と友人は静かに笑っていました。
そうか、そういうことがあるのか、と私も衝撃を受けました。
もし娘たちに「勉強したいねん!」と言われたら?
おそらく私も、やってみなさいと言うでしょう。
ここで勉強したい、と見つけてきた塾代がたとえ月々4万円でも、出してやるでしょうね。
もちろんまわりの子たちが行くっていってるから、なんとなくいいなって思うから、くらいの情熱ではOKしません。
だけど本人が真剣で、どうしてその学校でなくてはダメなのか、その学校で何をしたいのか、そのためにどんな努力をするのかなど、しっかりビジョンを持っていれば話を聞く気はあります。
あとは私を動かす情熱を見せてくれたら、きっと「やってみせろ!」と言うのでしょうね~。
自分のことながら、ちょっとその姿が想像できて笑えてきました。
子どもが大きくなってきたら、こういう予期せぬことがあるのですね。
我が家には今までなかったことですが(笑)、いつ何があるかわかりません。
こういうことに対応できるようにお金を貯めておかないといけなかったのか…と、今さらのように実感している私。
キリギリスが遊んでいるうちにアリさんが貯めていたものが、こういうときに役立つということ。
もし我が家の娘たちが何かをやりたいと熱く訴えてきたら、私は満足している仕事のバランスを崩してでも、これまでしていなかった領域の仕事を求めて、また変化していくことになるのでしょうね。
それはそれで、また私の新しい武器となるのかもしれません。
娘たちの状況が、私の仕事を決めていく。
そんなこともあるんだなと、友人の話を聞いてしみじみ考えたのでした。
【macky215】