公立中学と私立中学
私が通っている美容室のマスターとは、下の子同士が同い年ということもあり、子育て談義によく花を咲かせます。
マスターの息子さんは、この春から私立中学1年生になりました。
「どうですか?楽しんで通ってますか?」と聞いたら「楽しんで通っているけれど、勉強が大変そうです」というお話でした。
詳しく伺ってみると、1学期の中間テストからすでに学校からの勉強に対する取り込みがすごいということでした。
息子さんの通う学校は生徒全員に学校とつながっているパソコンが支給され、勉強も提出物もすべてそのパソコンを使って行うとのこと。
いつどれだけの時間を勉強に使ったか、問題の達成度はどれぐらいか、学年全体の達成度に対して自分がどれぐらい遅れているかor進んでいるか、1つの問題を解くのにどれぐらいの時間がかかったかなど、すべてを学校側が把握しているとのことでした。
それに基づいて先生から適切な助言があり、また「このままじゃまずいですよ」といった声かけも事前に親にしてくれるそうです。
そもそも本人に自分が遅れている、マズいという自覚があるため「あまりやいやい言わなくても勉強してます~」ということでしたね。
マスターは「私学はお金かかるけれど、根本的な勉強に対する取り組み方を中1から教えてもらえるのは大きい。公立中学校に通う子が中3でようやく自覚するようなことを、もう中1から自覚してやっている。みんながやるから前提として教えられる。子どもたちも最初は大変だけれど、それが当たり前になったら後がラクだ」と話してくれました。
それを聞いてなるほどな~と思った私。
もし次女が私学に行きたいと言ったら、検討の余地はあるなと思っています。
もちろん経済的な面では公立に行ってもらうほうが楽なのですが、公立高校にのんびりと通う一方で塾で勉強をガンガンしていかなくちゃならないのであれば、最初から私学に通ってみっちりと勉強に取り組むのもいいのではと感じます。
特に中1で「勉強とはこういうものですよ」と刷り込んでもらえるのが、とてもいい。
公立中学に行こうが私立中学に行こうが、私が教育費のために在宅ワークをすることは変わりません。
上の子の経験がありますので、公立に通う中学生にどれぐらいの塾代がかかるのかはわかっています。
その分を塾に払うのか、私立中学に払うのか。
ちょっと乱暴かもしれませんが、ざっくり言うとそういうことですよね。
私学受験となると、もう4年生の次女には迷う時間はあまり残されていませんが、もし本人が興味を持つようなら、選択肢の1つとして持っておこうかなと思っているわたしなのです。
【macky215】