麻酔を使った胃カメラ検査
私は在宅ワークを始めてから、毎年1回人間ドックに行っています。
今年もそろそろ予約をする時期になってきました。
最初の3回ほどはごく一般的なコースでバリウム検査をしていましたが、毎回「胃炎の疑いあり・胃カメラ推奨」と書かれてしまうので、4回目からは胃カメラ検査に切り替えています。
鼻からの胃カメラ検査のため苦痛は最低限に抑えられているのですが、私にとっては鼻からでもけっこうつらい…。
それに胃カメラ検査以外の検査はサクサクと進むのに、胃カメラ検査の待合室で小一時間待たされることも珍しくありません。
またその時の鼻粘膜の状態に左右されるのでしょうが、かなり入りにくくて時間がかかることもあります。
去年は片方でトライした後、入らないということで別のほうにチェンジされちゃいました。
私が最後の患者だったため、時間内に終わらないかもという雰囲気もあり、ちょっと焦りを感じましたね。
そのため今年は人間ドックで胃カメラ検査を受けずに、胃カメラ検査だけを別の医療機関で受けようと考えています。
そしてどうせなら、鎮静剤を使い眠っている間に受けられる胃カメラ検査にしてみようかなと思っているところ。
鎮静剤を使う胃カメラ検査は、口からおこないます。
意識のある状態での口からの胃カメラ検査はオエー！となる反射が大変苦しく、耐えられない人もいると聞いたことがあります。
しかし鎮静剤を使って行う口からの胃カメラ検査は、その反射を感じずに済むのです。
この反射が起きているところを無理矢理進めると、胃の中が緊張してひだとひだの間が十分に伸びておらず、悪いところがないかしっかり見ることができないそうです。
しかし鎮静剤を使って行うと、ひだが伸びていてとても観察しやすいとか。
どうせ検査するのなら、隅々までしっかりみてほしいですから、そういう意味でも麻酔を使うのはメリットだなと感じています。
私が夫に「今年は別の病院で麻酔を使って胃カメラ検査するから、ごめんやけど帰りだけ迎えにきてくれない？」とたのむと「オレもそれ一緒に受けようかな」などと言い出しました。
ふたりで行くとなると、鎮静剤の効き目が切れるまで回復室で休んだ後、運転しないで公共交通機関を使って帰ることになります。
「それがしんどいから迎えにきてって言うてるんやん」とつっこみそうになりましたが、検査を夫婦揃って受けることもいいのではないかと思いなおし、さっきのセリフは口から出さないでおきました(笑)
口からの胃カメラ検査の結果を持って人間ドックに行くことで、当日の胃の検査が省略できますので、おそらく早い時間に検査を終えて帰ることができるでしょう。
胃カメラ検査の分は自費となりますが、ドック自体の費用は健康保険から一部補助が出ます。
苦痛を取り除く分の費用はよけいな出費ではなく意味のあることだと思いますので、これを出すのはいっこうにかまいません。
毎年逆流性胃炎の疑いありと診断されているので、口からの胃カメラ検査に保険が効くといいなぁ～と淡い期待を抱きつつ、なるべく自宅から近くて評判のよいクリニックを見つけて予約してみようと思っています。
【macky215】
