iDeCoにする?国民年金基金にする?
昨日iDeCoのことを書きました。
同じような効果を得るためにもうひとつ、国民年金基金に加入するという方法もあります。
国民年金基金は、国民年金に上乗せして、自分の支払った掛け金に応じて年金をもらえるという制度です。
月68,000円が上限というのはiDeCoも国民年金基金も変わりません。
どちらにも加入してみるという方法もありますが、その場合も合計金額が68,000を超えないようにしなくてはなりません。
この手の商品は、合計で上限が決まっているんだな、際限なく掛けることはできないんだな、とざっくり覚えておけばいいと思います。
iDeCoは自分で運用する商品を選ぶのに対し、国民年金基金は、基金に運用をお任せするという形になります。
iDeCoの定期預金型を選んだ場合、国民年金基金に入ったのと同じような利回りになるのかなあと、漠然と自分では思っています。
iDeCoも国民年金基金も、掛け金はすべて控除の対象となります。
将来にもらえる年金を増やすこと、そして節税効果があることについても同じです。
違うことといえば、iDeCoは運用商品によって利回りが変わることです。
選ぶ商品によっては、iDeCoの方が高い利回りとなるのですね。
国民年金基金は、加入した時に利回りが決まってしまい、生涯その利回りが変わることはありません。
利回りが決まっているため、最初から自分が手にする年金の金額がわかりますから、きっちり金額まで把握しておきたいという人には、安心できるスタイルだと思いますね。
iDeCoの場合は運用がうまくいった場合、いかなかった場合で手にする年金額が変わってくるのが、不安だという人もいるかもしれません。
またお金を手にできる年齢もほぼ同じで、iDeCoは60歳から70歳まで、国民年金基金は60歳または65歳から選ぶようになっています。
自分が死んだときにどうなるかで見ると、iDeCoは年金を遺族が受け取ることができますが、国民年金基金は、遺族が受け取れる条件の型を選んでいないともらえません。
これらいくつかの点を比べてみて、私はiDeCoのほうに魅力を感じています。
それに国民年金制度自体が不安定に思える昨今ですから、その基金にお金を運用してもらうのはちょっと心もとない気がします。
というわけで私は、やはり国民年金基金よりもiDeCoを選ぶことにしました。
また手続きをしてみて気づいたことなどを、こちらでご報告していきますね~♪
【macky215】