働く父母の困りごと
大阪地震の余震が続く中、梅雨前線の活動が活発になっており、大雨が降る恐れがあるという通知が昨日きていました。
20日の未明から夕方にかけて激しく降ることがわかっているために、教育委員会からのプリントで、府下の学校がどのような場合に休校になるのかという説明がありました。
ただ実際にフタをあけてみると、とても正しく機能したとはいえない結果に。
学校からのプリントには、朝の時点ですでに警報が出ていることが前提で「朝の7時に解除になった場合」「9時に解除になった場合」などと、いくつかのパターンが書かれていました。
しかし朝の段階では警報が出ていなくて、登校中や学校にいる間に警報が出るパターンが書かれていなかったので「こうなったらどうするんだろうね?」という話を長女としていたんです。
そしていざ20日の朝を迎えてみると、全くもってそのとおりのパターンとなりました。
長女は遅くとも7時20分には家を出ないと遅刻してしまいます。
これまでも学校は、朝7時には最終判断をして各家庭にメールを送ってくることになっていました。
7時の段階でメールがなく警報も出ていませんでしたので、7時20分に家を出られるように準備していたんです。
しかし雨脚が強まるばかり、風景も白くけむるほどの強い降りで「これ警報が出てもおかしくないよね」という話をしていました。
土砂降りの中出かけた娘からLINEの通知が来たので見てみると「学校に着いた途端に休校と言われた」と書いてあります。
警報情報をチェックすると、8時3分に大雨警報が発令されていました。
こういう場合、登校はどうするべきだったのか?家を出るときにこれは警報並みだと感じたら、自己判断で休ませてもよかったのではないか?と今は考えています。
もっと言うと、警報級の雨が降ると事前にわかっているのだったら、まだ余震警戒中の期間であるのだから、もう大阪府下の学校は全て最初から休校にしておいたほうがよかったのではないかと。
配られたお知らせもあらゆるパターンを想定したものではなく、とても中途半端なものだったと思いますね。
そして高校の休校が決まった後は、小中学生をどうするかということになります。
働いている父母はもう会社に着いていて、子どもたちを引き取りに行くことができません。
大きな子は鍵を持っていて自力で帰れるでしょうが、低学年はやはり親が迎えに行かないといけないでしょう。
混乱は必至ですから、やはり前日に休校措置を決めておいたほうがよかったと、この件でも思います。
私は在宅ワークをしていますから大抵のことに対応できますが、それでも学校はあるのか?どの時点でどうなったら帰ってくるのか?迎えに行かないといけないのか?どの場合給食を食べてくるのか?といったことが、仕事のスケジュールを左右するためとても気になります。
災害で非常時ですから、すべてに手がしっかり回らないことは理解できます。
しかしやはり今回のように余震警戒期間であり、さらに警報級の雨が降ると事前にわかっているときには、思い切って休校措置をとってもらえるように今後改善してほしいです。
在宅ワーカーの私でも困るのですから、出勤している父母は本当に困っていることでしょう。
学校の先生たちだって同じでしょうから、余震が続く間にもう一度こういうことがあるようなら、今回の教訓を生かして最大限に先回りして考えていただきたいなと思います!
【macky215】