将来の夢と在宅ワーク
高校2年生の娘と、進路についての話し合いをしました。
今の時点で決めなければならないことは「〇〇大学に行く」ということではなく、4年制大学・短大・専門学校・就職のどれにするかということ。
娘には保育士になりたいという希望はありますが、心理学にも少し興味が湧いてきたということで、塾の先生からは4年生大学で心理学を勉強することをすすめられていました。
娘としては「就職は考えていなくて、短大もいいなと思ってる、でも4年制大学で大学生活を楽しみたい、遊びたいという思いもある」という感じでした。
私の方からは、2年か4年かはどちらでもいいけれど、2年の場合は4年間でする勉強や実習を半分に凝縮するのだから遊んではいられない、大学生活を楽しむことができないかもしれないと伝えました。
また4年制大学で心理学を勉強するとしたら、心理学をそのまま仕事にできる人はあまりおらず、残りの人は心理学に関係のない職種に進む、その場合は就活をしなくてはならないことも伝えました。
そして保育の短大や専門学校に行くと就職で困ることはまずない、そのかわりお給料が安いこと、あまり給料のアップが見込めないことも説明しました。
娘はこれらの進学先それぞれのメリットデメリットを前にして「うーん」とうなっていましたが、最終的には「保育の短大にする」といいました。
「デメリットとして給料の安さがあるけれどそれは大丈夫?」と再確認すると、その不足分は執筆の在宅ワークで調整したいとのこと。
保育の仕事は確かに賃金が安いけれども、仕事の内容は好きになれそうだしもともと子どもが好き。
それに自分の育児にも役立つのだから、お金だけで見なくてもいいと思うとも話していました。
「それはそうだな」と私も納得できましたので「あなたがいいなら、じゃぁそうしようか」という結論に達しました。
もちろんこれからやりたいことが見つかったら変えていくのはOKということに。
4年制大学をすすめてくれている塾の先生には、これから話をしなくてはなりません。
時代の流れとしてはもうどの子も4大という感じになっているようですので、我が家は主流から外れた選択をすることになりそうです。
大学生活を思いっきり謳歌できないことも、本人が納得していればそれでいいと思います。
収入の面から見ると決して賛成できない決断かもしれませんが、娘の頭に「不足を補うために在宅ワークで執筆をする」という選択肢があったのは、なかなか興味深かったです。
保育士の仕事は激務ですから、実際には執筆にあてる時間はそれほど取れないかもしれませんが、それは娘の段取り次第・工夫次第でどうにでもなるかなと思います。
収入は少ないけれど好きな仕事を選ぶ、そしてそれを補うために在宅ワークを検討するというのは、私の時代には考えられなかった選択肢です。
保育の勉強をしながら、在宅ワークで収入を得るためのスキルももっと磨いていかなくてはなりませんが、私にサポートできることはしていこうと考えています。
とりあえず娘の中で、自分の意思で進む方向が定まったことを、素直にうれしく思います!
【macky215】