ライターの副業で得た報酬はマイナンバーでバレる時代!?確定申告したほうがいいの?
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最近「副業解禁!」という話題をよく見かけます。
しかし、実際はまだ会社が認めていなかったり、認めていても周りが気になったりしてできないのではないでしょうか?
副業であまり儲けすぎると、同僚らにねたまれてしまう、といった話も聞いたことがあります。
儲けるにしろ、月1万円であるにしろ、副業をしたら確定申告をしなければならないのか、ということが一番気になるのではないでしょうか。
結論から言えば、年20万円以上稼いだら確定申告をしなければなりません。
つまり月1万円くらいの副業であったら問題ないのですが、2万円くらいになれば確定申告をする必要があるかもしれない、というわけです。
確定申告をすると、余計に税金を払わなければならない、と思っている人が多いかもしれません。
しかし、必ず税金が増えるわけではないのです。
例えばライターの仕事をした場合、10万以下であれば、パソコン購入費用も経費とすることができます。
自宅で作業するのであれば、通信費や電気代など、一部を経費として計上できます。
よって、報酬額=収入とはならないのです。
副業収入が20万円以下であっても、還付金を受け取れることがあるようなので、副業をしたら確定申告をしてみるほうがよいかもしれません。
今までは在宅ワークは誰にも見られることがないので、内緒でできることが多かったです。
しかし、これからは隠し通すことが難しくなりました。
それはマイナンバーの導入です。
すべての銀行ではないのですが、ATMを使うときに「この通帳はマイナンバー登録されていないので、窓口へお越しください」と出るようになりました。
今はまだ登録していなくてもATMが使えていますが、そのうち登録をしなければ使えなくなるのだろう、と思っています。
つまり、銀行や行政がマイナンバーによって、お金の流れを把握することができるようになる、というわけです。
よって、通帳に収入が記載されれば「これは何の入金ですか?」と連絡がくるようになるんでしょうね。
もし、確定申告されていない収入とわかれば、追徴課税されることとなります。
ちゃんと確定申告しておけば、経費が引くことで還付金があったかもしれないのに、ということになりかねないのです。
2~3年前ですが、すでに銀行と行政は結びついているんだな、と思う出来事がありました。
そのときお金のやりくりがうまくいってなく「所得税の支払いを少し遅らせよう」と口座の現金を全額引き出していました。
すると、口座引き落とし前日の朝、銀行から電話があり「明日税金の引き落としなので、入金をお願いします」とのこと。
「はいはい」とその時は言い、やりすごそうとしていました。
すると、14時ごろ再び「入金されていませんので、すぐに入金を」と電話があったのです。
これは、入金されない限りずっと電話がかかってくるな、と少し恐ろしくなり、すぐに入金しました。
銀行は税務署から所得税の引き落とし業務を依頼されているわけなので、通帳に残高がなければ、引き落としができないことを把握できるのはわかります。
しかし、クレジットの引き落としや、水光熱費の引き落としが残高不足になるのは放置されるのに、税金はこれだけガッツリやられるんだな、と思いました。
後々、クライアントさんから「税金の取り立ては、どんな取り立てよりも怖いからね」と聞きました。
調べてみると、税金の滞納はどんな借金よりも、裁判所が簡単に給料差し押さえの許可を出すようです。
それ以来、税金だけはきっちり払うようにしています(笑)
今、「まずい!今年ごまかそうと思ったけど、怖くなってきた」と思った方。
遅れて申告することも可能です。
ただ、無申告加算税というペナルティーを払わなければいけません。
自己申告すれば5%、税務調査により発覚した場合は20%払わなければなりません。
さらに延滞していることになるので、申告が遅れれば遅れるほど、延滞利息がかさんでしまうということです。
つまり、できるだけ早く自己申告すれば、無駄な支払いをしなくて済む(かも)というわけです。
そう考えると、やはり20万円超えた副業収入があったときは、期限内に確定申告をしたほうがよさそうですね。
確定申告をしてなかった場合も「税務署から調査がこないだろうか」と、どきどきして過ごすよりも、いっそのこと5%の加算税で済むと覚悟を決めて申告してしまったほうがよいのではないでしょうか。
マイナンバー制度によって、お金の流れや納税の有無が銀行と税務署で共有されていく時代になってきました。
とにかく収入を得ている人からは、きちんと税金をとろう、ということでしょうね。
少しの税金で済んだものを、隠したばっかりにかなり支払わなければならなくなった、ということにならないよう、副業で得た収入は基本的には確定申告をする、と思っておいたほうがよさそうです。
ちなみに、私のところで仕事をしていただいているライターさん、半分以上は月2万円以下でお仕事をされています。
もし「副業で月5万円稼ぐぞ!」といった目標があれば、そのための時間確保や、職業選択が必要と思います。
しかし、「夕食後の2~3時間を生かした仕事がしたいな」ということであれば、ライターの在宅ワークはおすすめです。
確定申告をしないでよい範囲でお仕事を請けることもできそうですね。
「確定申告=税金が増える」と思い、やりたくない人も多いと思いますが、申告しないほうが、もっと損をするかもしれないということも知っておいた方がよさそうです。
国が副業を後押しするのは、マイナンバーによって副業の収入も把握できるようになったから、という思惑もちらほら見え隠れしてしまいます。
しかし、副業解禁になるのは、もっと収入を増やしたい人にとってはありがたいこと。
もし、会社が副業OKとなったら、まず肉体的・時間的に無理なく始められる在宅ワークのライターから初めてみてはいかがでしょうか?
【ライターおやかた】