子持ち在宅ワーカーの4月
始業式から4月いっぱいまでの間は、小学生を持つ親にとってはなにかとバタバタする期間です。
新しい教室とクラスメイト、新しい先生ということで、どうしても子どもの心がふわふわと浮つくんですよね。
仲良しの友達とクラスが離れてしまった、学校の行き帰り一緒に行く人がいない、休み時間に遊ぶ友達がいない、ママと離れているのがつらいなどと、いろんな気持ちを訴えてくることもあります。
また低学年の場合は、給食が始まるまでの間短縮授業が続いたり、学校によっては最初の授業参観が4月中にいきなりあったりします。
さらに4月の終わりには家庭訪問があったりして、結構慌ただしいんですね。
またクラスの役員決めやPTA総会などもこの時期にあるため、他の月よりも学校関係の行事に関わらなくてはならないことが増えるんです。
我が子の通う小学校も今週に授業参観があり、けっこうバタバタしました。
うちのお向かいさんは契約社員として働いているのですが、4月に入り2回年休を使ったと言っていました。
きっと多くのお母さんたちが、今月は有給休暇や年休を摂ったり、同僚に「すみません」と頭を下げて途中抜けさせてもらったりしていることでしょうね。
中学生になると授業参観の回数も減りますし、家庭訪問もありません。
なにより子ども本人が「もう授業参観に来ないで」と言うことも増えてきますので、子どもの学校行事のために仕事を抜けたり休んだりする機会はぐんと減ります。
ですがやはり小学生の間は、毎年この時期に休まなくてはならないんですよね。
私は長女が小学3年生の頃から在宅ワークをしていますが、仕事の融通がつきやすいところにずいぶん助けられています。
働くお母さんの中には、授業参観はどうにか融通をつけて行くけれど、家庭訪問のときには家にいられないから先生に頼んで電話で話すだけにしてもらったなどという話も聞きます。
しかし在宅ワークでしたら、家庭訪問の15分単位の細かい時間の調整などにも対応することができます。
また私には、子どもが登校するときと帰宅するときに家にいたいという希望があります。
それと休みをもらったり途中抜けたりするために、誰かに「ごめんなさい」「申し訳ないんですが」というのがイヤだという気持ちも。
職場の人たちがみんな子持ちだった場合「お互い様よ、助け合おうね」という雰囲気があったとしても、やはりいちいちお伺いを立てなくてはなりません。
そういう気遣いをしなくていいのは、在宅ワークのメリットですよね。
もちろん緊急のクライアントさんからの連絡には対応しなくてはなりませんが、それも事前に話しておけば大丈夫。
やはり子どもが小学生の間は在宅ワークがぴったりの働き方だなと、そのメリットをひしひしと感じている4月の私なのです。
【macky215】