在宅ワーク 今の私にできること
先週は夫が立て続けに送別会に出席し、家で夕飯を食べないことが続きました。
「誰の送別会なの?」と聞いたら、私の知っている人がふたりいました。
私は25年ほど前に夫と同じ会社で働いていて、その時に仕事で関わりのあった人たちが、今でも現役でお仕事されているんです。
そのふたりは、今回希望退職に応じたということでした。
うちの夫も年始に希望退職の用紙を持って帰ってきていて「どうする?」という話をしたんですよね。
私が入社した頃は漠然と「この会社に入ったら、女性の自分は結婚したらやめるのだろうけれど、男性は定年まで働き続けるんだろうな」と思っていました。
自分の父親が定年までひとつの会社に勤め上げたのを見ていたので、それが当たり前なんだと思ってしまっていたのでしょう。
夫は入社してからもうすぐ30年がたちます。
しかし定年まであと10年余り、この会社に勤め続けられるのか、ちょっと不安になってきました。
希望退職に応じた人の人数は、会社がやめさせたいと思ってる数には満ちていませんから、残りについてはいわゆる「肩たたき」が行われるのでしょう。
それが夫の身に起こるのかどうかはわかりませんが、「そんなことは絶対にない!」とただ祈るのではなく、「もしそうなったらどうしたらいいだろうか」と考えながら仕事をしていかないといけないな…と思っています。
我が家の場合、長女が春から高2、次女が小4になります。
最もお金がかかる大学進学を長女がまだ終えていませんので、今から5年は今の職場にいさせてほしいなと思います。
夫の職場は60歳以降は仕事の規模が縮小され、それに伴って給料体形も変わる仕組みになっています。
ですから具体的に、60歳までは今の職場で何とかいければ…ということですね。
それ以降も、まだ小4の次女の進学が残っています。
長女の受験が終わったら、夫と私で必死に働いて、進学費用を先取りで貯めていくことになるのでしょう。
大学入学と並行して頑張ってやりくりすればいいやというのは、夫の職が失われているかもしれないと思うと、あまりにもリスキーで怖いです。
今年10歳になる次女が進学するのは8年後、4年生大学に行ったとしたら卒業するのは12年後。それまでにかかる費用を、今からおよそ7年くらいで貯めなくてはなりません。
大変だあ~と思いますが、これはもうやるしかないですね。
終身雇用制度が揺らぎ始めた今、しっかり現実を見つめ、祈るだけではなくできることを何でもしていかないといかん、と強く感じています。
私にできるのは、これからも在宅ワークを続けて「mackyと仕事をしたい」と思ってもらえるクライアントさんと信頼関係を結ぶこと。
これから何度もやってくるであろうGoogle先生の気まぐれにも左右されない、安定した基盤を築いていくことです。
そして万が一夫の仕事が変わったとしても、新しい仕事を探して収入が安定するまでの間、私が支えられるくらいの収入を得られるようになっておくことも必要ですね。
先が見えない時代だからこそ、夫婦どちらも危機感を持って仕事して行かなければならないなと、思いを強くしているところです!
【macky215】