震災のときに在宅ワーカーにできることはないか?と考えた
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東日本大震災から7年ですね。
その日はちょうど旦那が夜勤明けの休みで。
私はちょうど妊娠中で、二人でこたつでうとうとしていて。
すると、テレビから警報音が鳴り続けて、最初はなにが起こっているのかわからなかったです。
だんだん情報が入ってくるうちに「これってなんかヤバイんじゃない?」と思い始めて。
私の住んでいる地域も津波警報がでて、避難すべきなのかよくわからず、ただ情報を待って避難しなかったのですが、今考えるとその行動はあっていたのかどうか・・・。
テレビからの映像を見れば、本当にこれは同じ日本で起こっていることなんだろうか、と信じられないけど、見れば見るほど現実で。
こういうときなにかせずにはいられなくなる人って、一定数いると思うんですよね。
私も離れているからこそ、なにかできないかと考えました。
そのときネット上では、避難所ごとに避難者の名前が書かれた掲示板の写真がアップされていることを知って。
「これ、テキストに起こしたほうがよくない?」ふと思いついたんです。
どうやら同じことを思いついた人も多かったようで、「〇〇避難所のものです。テキストに起こしてください」というサイトができてました。
私も協力しようとやり始めたのですが、殴り書きのため読めないものも多く、反射して文字が見えないものも多々。
私が苦戦している間に、どんどん仕上げている方々がいらっしゃるのがわかり、私は結局なにもできなかったのですが・・・。
そのころ、友人の旦那さんが「気仙沼に知り合いがいる」ということで、自社のトラックに支援物資と帰りのガソリンを積んで、東北に行く話が回ってきました。
「なんでもいいから」ということで、家にあったシーチキンの缶詰とか、そのときにはすでに購入制限がかかっていた飲料水やトイレットペーパーなどを買って、友達の旦那さんに託しました。
のちに聞くと、避難所に避難していない方々に配ったのだとか。
とても感謝していただいたそうです。
このように行動できればいいのですがその手段もなく、うちも当時お金に不自由をしていたし、お金での支援というのはなかなかできなくて。
でも、すでに在宅ワークをしていて、離れていてもできるお仕事というのを知ったころでした。
それなら、離れていてもネットでなんとかできる支援っていうのもあるんじゃないか、って考えたんです。
結果的に私はそれを形にできなかったし、同じことを考えた人のシステムにも乗っかることはできなかったのですが・・・。
その後あるクラウドソーシングで「被災者支援」というチェックボタンが設置され、そこにチェックを入れると、被災地の方を積極的に採用する、というシステムができていました。
震災によって仕事を失った人も多いといいますし、ライターの仕事も選択肢に入れてもらえるならば、と思い、募集をする際はチェックを入れていたたのですが、それも結果には結びつかなかったですね。
元々おせっかいな性格のため、友達の悩み事でも、こういう手の届かなさそうなことでも、なんとかできないかと考えてしまうほうです。
普段から「ライターをやりたい人の力になりたい」とか「ライターさんが仕事を進める上で困っていることないかな」と考えるのが私の仕事と思ってます。
でも、有事の際にネットの力でなんとかなることはないか、とつい考えてしまうのは、在宅ワーカーならあることなんでしょうかね?
【ライターおやかた】