青色申告の確定申告を税理士さんにお願いしたら、かなり節税になりました!(ただし今年は特殊)
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確定申告の締め切りが3月15日とせまってきました。
皆様、もう終わらせましたか?
私は以前書いたように、1月に必死に1年分の帳簿を入力し、あとは税理士さんに丸投げ!っとしたわけですが。
でも、2月末になっても、税理士さんからの連絡がなく。
周りがぞくぞくと確定申告が終了しているようなので、ちょっと大丈夫かな、と思いつつ。
「まあ、税理士さんも忙しいからね」ともう少し待つことに。
すると3月1日に突然「できました!」と連絡があり、持ってきていただきました。
さあ、この記事を書こうとして、申告書を見ていると・・・「医療費控除が含まれていない!」と気がついて。
慌てて税理士さんに電話して、再作成をお願いしました。
税理士さんだからとお任せしきってしまうのもいかんなぁ、と。
あぶない、あぶない。
一番気になるところ、果たして税理士さんにお願いして節税ができたのか?
結論から言うと、かなりできました!!
税理士さんに決算書類作成報酬8万円(税別)(しかも最初7万円って話じゃなかったっけ?)を払っても損はしなかったんです。
別に脱税スレスレのことをやってもらったわけでもありません。
しかも昨年より所得があがっているのに。
1つは医療費がえげつないほど高かったことです。
家族全員で26万円超(笑)
私が1月1万円かかる薬をしばらく飲まなければならなかったのが大きかったと言えます。
体調崩して胃カメラ飲んだり、月1回の通院が2回に増えたり。
心当たりはいろいろと・・・。
でも、10万円超えた16万円分は控除されました。
もう1つ、私は個人事業主(フリーランス)なので、国保と年金を払っているわけですが、昨年まではこの申告をしていなかったんです。
国保は旦那の名前で控除の証明書がきていたので、自分の確定申告ではできないと思っていたんですよね。
でも、昨年税理士さんに「できますよ」と言われ、あっさりと撃沈(笑)
これがかなりの額になったので、結構控除されました。
昨年の分も修正申告できるのですが、控除案内のはがきを捨ててしまったー(泣)
もうあきらめるしかないです・・・。
あとは、旦那の給料が経費になったことも大きいですよね。
結構な額を支払った(ことになっている)はずなのですが、旦那の所得税は0円です。
これだけはいただいた書類を何度見てもよくわからないので、やはり税理士さんにお任せするしてよかった部分でしょう。
じゃあ実際どれくらい節税になったのか。
所得税はなんと昨年より5万円も低い!
昨年と医療費控除が10万円くらい違うとしても、絶対に国保と年金の控除が大きい!
そう思うと、昨年の痛手が・・・。
しかしこれだけでは、税理士さんにお支払いした金額のほうが高く、節税になったかどうかは微妙。
年金の額は収入に関わらず決まっているので、節税に関しては関係ありません。
国保と市民税は所得に応じて決まるので、ここがいくらになるかですが、普通はパッとわかりません。
ただ、私は昨年経費の家事按分をしておらず、追徴課税をしました。
そのおかげで、確定申告を修正する前と後の税金の徴収票があり、修正前がちょうど今年くらいの所得税額だったんです。
よって、今年の国保と市民税が少し検討つくんですよね。
それによると、どうやら年間国保は8万円くらい、市民税は7万円くらい低くなったんです。
となると、合計20万円くらいの節税になった!?
税理士さんへの支払い8万円を払ったしても、大幅節税になったことになります!
こーんなに節税できるなら税理士さんへ!と思う方もおられるかもしれませんが、正直今年はかなり特殊なことが多かったと思います。
まず、前述のとおり医療費が異常だったこと。
今は1月1万円だった薬もジェネリックにが発売されたことで切り替えできたうえ、症状が落ち着いたことで半分の投与となり、これほど高額ではなくなりました。
そして国保と年金の控除ですが、私が扶養をはずれたときに、旦那の会社が年金を3号から外すのを忘れていて(怒)
1年半分くらいの請求がきたので、それを一気に支払った分も含まれていると思われること。
また、昨年徴収された国保と市民税の金額だって、前年控除し忘れたことによって高くなっているので、余計に今回の確定申告と差が開いているわけです。
なので、来年はさほど差が出ることはないでしょう。
それでも、最終的な結論は税理士さんにお任せしてよかった!です。
1つは以前書きましたが、青色専従者控除を受けようとすると、その手続きが難しすぎます。
半年に1回給与支払いの証明(?)をしなければならず、年末は源泉徴収もしなければなりません。
そして所得税0にしてもらえたのは、たぶん自分ではできなかったかもしれません。
あともう1つ、青色申告のメリットとして30万円以下のものであれば、書類をつければ減価償却扱いせず、一括で経費に入れることができるのです。
おそらくその書類の添付は難しくないと思われるのですが、そこも税理士さんにお任せできたのは楽でした。
今年は万々歳な結果になりましたが、来年は消費税も入ってきますし、今年ほどは節税にはならない、それどころか上がる可能性のほうが高いでしょう。
でも、あがらないと昨年より収入が減ったということになってしまうので、そこは上がるから仕事をセーブするというより、上がってもいいから仕事頑張りたい、というところです。
税理士さんに確定申告をお願いするボーダーとして、私は青色専従者控除を受ける状況になったら、税理士さんにお願いするのがよいかな、と思います。
つまり家族も一緒に仕事をするようになったら、ということですね。
1人でやっていることの経理であれば、青色申告ソフトとそのサポートで十分と思いますし、各市町村の商工会に「青色申告会」というものがあると思うので、そこに相談するのも1つの手です。
年会費1万円くらいで青色申告のやり方を教えてもらえるそうですよ。
ただ、パソコンに弱い方ばかりがおられる場合もあるようなので、その点はお気をつけて。
以上、H.29年度確定申告終了!の巻でした。
【ライターおやかた】