SEOについてライターさんはどこまで知っておくのがよいのだろう?
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ツイッターのほうで、ライターをされている方のツイートを見る機会が増えました。
それで気になったこと。
どうやらクライアントさんと音信不通になったり、連絡がとりにくくなっているライターさんが増えているようなのです。
プロフィールなどを拝見していると、美容系、健康系のライターさんみたいで・・・。
これってgoogleのアルゴリズム変更が関係あるんじゃないの??
確かにこのニュースが流れたときに、ツイッター上では「廃業だ~!」「年末年始はサイトの作り直しだ~!」という声があふれていました。
上記の記事でも書いたのですが、私も変更に過敏に反応したのは、SEOというのを少し知っていたから。
でも少し前までは、自分がSEOの仕事に携わっているのはわかっていたけど、実際どういうことかはピンときていなくて。
「ペンギン・アップデート」とか名前は聞いていたけど、よくわからなかった(というかいまだによくわかっていない)ので、その変更により、自分の仕事がなくなるかもしれない、という危機感はよくわかっていませんでした。
今回の変更も、SEOがわかって記事を作成している方なら、まあまあの事件だったと気がついていたかもしれません。
でも、ほとんどのライターさんは、今回のgoogle変更がどういうことかもわからなかっただろうし、そのニュースすら触れる機会もなかったのではないでしょうか。
私はクライアントさんの希望もあって、ちょっとずつSEOに関することは目を通したりしています。
でも、ライターさんがSEOについて深く知るべきか、難しいところです。
記事にも書いたように、SEOを知ってもらっていれば、どのようなタイトルがよいのか、記事内にどのようなキーワードをちりばめるのがよいのか、というをわかって記事を書いてもらえるメリットがあります。
でも、クライアントさんの方針もありますし、クライアントさん側で内容を指定して書いてもらえばSEOに強い記事を書いてもらえることになります。
もし、今回の変更についてライターさんに「googleの変更があったから、みなさんの記事を書くお仕事に変更があるかも」とアナウンスしていたら、いたずらにライターさんの不安をあおるだけですよね。
実際はクライアントさんからの依頼が減ることはなかったですし、ライターさんから問い合わせがくることもなかったです。
なので、このような変更についての対応はクライアントさんに考えていただいて、ライターさんには一生懸命記事に取り組んでもらえる環境を整えることが一番かな、と。
ただ、先ほど紹介したツイッターのライターさん方は、理由もわからずお仕事が止まっている方もいるわけです。
macky215さんのように、理由を教えてもらってお仕事が終了するならまだよいほうかもしれません。
でも連絡が途絶えがちだったり、数か月音信不通とか、それはだめでしょう・・・。
アルゴリズムが変更された当時「今までの記事を全部リライト」というものがあったり、つい最近は「なにもしなかったけど、上位にあがった」というツイートを見るようになりました。
クライアントさん側も対応に追われる必要があったと思うんですよね。
もしくはどうなるか状況を見守っていたか。
なので、新しく記事をアップしている状況でなく、記事を依頼できなくなってしまっていたのかもしれません。
それでも音信不通はだめですよね・・・。
もちろん「いいライターさんは確保していたい」という気持ちはわかります。
またサイトが上位に表示されるようになったら、今まで通り記事をどんどんアップしようと考えていて、気がつけば数か月がたってしまったのかもしれません。
でもライターさんだって、次いつ仕事がくるのか、くるとすればスケジュールをあけておかなければいけないのか、そういうことを考えなければならないと思うのです。
なので、お仕事がいったん依頼できない状況になったとしても「〇か月お休みさせてください」とか、めどが立たないならば「いったん終了させてもらって、再開する際にはまた声をかけさせてください」としなければ、結果的に信用をなくすと思うんですよね。
たぶんライターさんも「また音信普通になるかもしれないクライアントさんと仕事するのもなぁ」と考えると思うのです。
ライターさんにサイトの運営状況をどこまでお話するのか、というのは結構難しいところだと思います。
でも、いたずらに不安をあおるようなことはお伝えしない、でもお仕事に大きな変更が生じるならば、ある程度理由をお伝えしたうえで了解してもらうことが必要なのかな、と思っています。
【ライターおやかた】