記事作成時に無理な文字稼ぎをするとバレる!?
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記事を作成していただくときに、必ず文字数指定があると思います。
〇文字以上だったらどれだけ書いてもいいよ、という場合もあるでしょうし、〇文字前後とか、〇文字は超えてはいけない、ということも。
自分で一通り書いてみて、指定の文字数にぴったり、ということもなかなかないので、足したり消したりという作業が必要になることもあるでしょう。
macky215さんも書いていますが、せっかく書いたものを削るというのはちょっとしのびないこともあります。
自分としては大事なことを全部いれたはずなので、削ると情報不足になったり、前後のつながりまで見直さなければいけなくなることも。
なので、〇文字以上のいう指定ならば削ることを考えなくてよいので、ライターとしてはやりやすい作業かもしれません。
ただ初心者ライターさんには「文字数が足りない」ということが多いのではないでしょうか?
私も考えずに書き始めると、文字数が足りないということが多いです。
なので、規定文字数となるよう、文章を足していかなければならないのですが、ここで文章のうまい下手が分かれるのではないか、と思うのです。
今ある文章に無理に足そうとすると、文章が不自然になるのです。
私が今まで見てきた中で、よくある足し方が2つ。
1つめは「つまり」や「先ほど言いましたが」として文章を繰り返すこと。
2つめはまとめがほとんど「自分の思ったこと」で構成されている。
2つとも「入れてはいけない」ということではないです。
ただ「無駄な文章」となってしまっているのであれば、それは不必要な文章であり、くどくなることで読みにくい文章となってしまうのです。
1つめの例としては
「高齢者に人気の〇〇サプリ。このサプリには××が含まれています」
と言う文章があって、その後に
「つまり××成分が含まれているサプリなので、高齢者に人気があるというわけです」
や
「先ほど〇〇のサプリには××が含まれているので、高齢者に人気があると紹介しましたが」
など、ほぼ同じ内容が出てくると、「さっき聞いたけど」となってしまいます。
これは文字数が足りなくて足すわけでなく、無意識にやってしまう方も多いと思うのですが、読んでいるとくどい文章になってしまいます。
あと、私がもっとも「文字数が足りなくて足したんだろうな」と思うのは、最後に自分の感想を含めたようなまとめが入ってくる場合です。
例えば
「これらのことを知って、私も使ってみたくなったので皆さんもぜひ試してください!」
といったもの。
まあ、これくらいの文章だったらOKかな、と思うのですが。
「私は〇〇にこんなに栄養があるとは思ってなかったです。でもこのことを知って〇〇を食べてみたいと思いました。〇〇を知ると皆さんも試してみたくなると思います。きっと食べると体の調子がよくなると思うので、皆さんも試してみるといいと思います。」
ここまでくるとちょっとやりすぎですが、このように自分の思ったことが「思います」と続くと必要ない情報かな、と。
自分の感想がだらだらと最後に書かれていると、〇文字に足りないから、達するまで足したのかな、と思ってしまうのです。
そうでなくても、これで116文字あるんですよね。
もし1文字1円で支払われるものであれば、116円も稼げるわけです。
でも支払う側としては、このような文字稼ぎには支払えないな、と思うのです。
ブログとかであれば、自分の感想を入れると共感が得やすくなりますよね。
ただ、サイトに情報を見にきている人であれば、個人の感想が書かれていると、「情報を見て、自分で判断したいんだけどな」となるのではないでしょうか。
「~と思います」という文章が最後だけでなく、途中にもしょっちゅうでてくるようであれば、そこは必要ない文章である場合が多いです。
かつ、最後に集中することで「文字稼ぎ?」と思ってしまわけです。
絶対に入れてはいけないというわけでないので、このような「ほどよく」「時と場合によって」という類のものは、文章を書く上ではなかなか難しいのかもしれません。
ただ、文字数が規定に達していなかった場合、最後に安易に文章を足すのではなく、「もっと足せる情報はないか」「すでに入れている情報をもっと分厚くしてみようか」という方向で文字を足すことを考えたほうがよいでしょう。
付け足しのような文章にすると、前後の文章とつじつまが合わなくなったりすることもあるので、足したときほど全体の見直しをする必要がありそうですね。
【ライターおやかた】