在宅ワーク 文字の検索と置換
原稿を書くとき、なるべくミスをしないように気をつけるのは当たり前です。
ですが、人間はミスをするもの。
ミスをなくすことができないのが人間、と言い換えることもできます。
気を配ってその日の原稿をミスなく納品しても、それを10本・100本・1000本と続けていくことは不可能でしょう。
ですので私は、ミスをしないことをあきらめ、便利な機能に助けてもらうことにしています。
例えばこういった表記の場合。
1人2人
言う
事
物
本来ならば
ひとり・ふたり
いう
こと
もの
と表記したいとします。
私は音声入力をよく使いますが、その際にこういった意に添わぬ変換が、自動的にされてしまうことが多いです。
文中にある言葉を正しく置き換えたいときは、Googleドキュメントの場合は「編集」のなかの「検索と置換」を使います。
検索欄に「言う」と入れ、次に変更欄に「いう」と入れ、全て置換を選択すると、文中の該当する部分をすべて「いう」に置き換えることができます。
こういった単純な変換ミスは自力で見つけるより、機械に頼るほうが正確です。
それに、他の重大なミスの発見にそのぶんのエネルギーと時間を注ぐことができるメリットも。
これは基本的な機能ですが、最近ドキュメントを触り始めた人は知らないかもしれません。
私自身、音声入力をし始めるまでは使っていませんでした。
おそらく他にも、Googleドキュメントやワードには、便利な機能がたくさん備わっているのでしょう。
私が知らないだけで、いろいろと調べてみると、もっと使える機能が備わっているはずです!
またこの機能は、クライアントさんから指定されたキーワードが、きちんと文中に入っているかどうかを調べるのにも使えます。
クライアントさんによっては「〇〇というキーワードを〇回以上入れ込んでほしい」という依頼をされることもあります。
ですが執筆中にいちいち回数を数えていると、他のことに集中できなくなってしまいます。
そんなとき私は、なるべくその言葉を文中に入れ込むことを心がけながら、とりあえずその時点で回数は数えることはしません。
執筆後にこの機能を使ってキーワード検索をし、指定回数が入っているかを確認するようにしています。
こういった機能を便利に使うことで、効率よく執筆し、作業にメリハリをつけることができると思います。
またケアレスミスをなくすことは自信をつけることになりますし、ひいてはクライアントさんからもっと信頼してもらうこともできるでしょう。
音声入力をするようになってからは特に欠かせなくなった、この検索と置換作業。
もちろん音声入力をしないときにも、いつも便利に使わせてもらっていますよ。
もし使っていないなら、ぜひお試しいただければと思います。
【macky215】