在宅ワーク(内職)はどう見られている?
在宅ワークで記事を書いてみたい方はこちら
↓↓↓
在宅ワーク(内職)を始める方はいろいろ理由がある、と記事で書きましたが。
たぶん在宅ワークを始めると「始める前に思っていたのとずいぶん違う!」と思うことも多いのではないでしょうか。
言い換えれば、在宅ワークは「始める前の印象」で見られている、と言えるかもしれません。
具体的にはどういうことか?
「在宅ワークって家事の合間に仕事やって、家で子供を見ながらできるからいいよね~」と思われているような気がしてならないのです。
もちろん仕事量をセーブすれば可能かもしれません。
あと、納期にすごく寛容とか、締め切りあってないようなものとか。
つまり、在宅ワークでちゃんと仕事するなら、締め切りもあれば、ノルマもあることがほとんどです。
なので、自分の空いている時間に好きなだけ、というわけにいかなかったりします。
でも「在宅ワーク=家にいる」というだけで、「じゃあ時間あるでしょ」と思われがちです。
なので、在宅ワークをしていても「家いるのになんで家事ができてないの?」と思われることも多いとか。
私は平気で「今日忙しかったから総菜ね」と言っていましたが、それで許してくれない家庭もあるそうです。
「家にいる=専業主婦」の感覚なのかもしれませんね。
我が家の旦那は私の仕事にとても理解してくれていたと思います。
それでも旦那が肉体労働だったときは、私が家事をしなければ、と思ってました。
家に帰ってきて「とっても疲れていますオーラ」を出されていたら、さすがに家事や育児を頼むわけにもいかず。
「私も疲れているんだけどな~」と思いつつ、「肉体労働はもっと疲れるんだよね」と思って、家事やってました(笑)
なので、家にいるものが家事をしなければいけないのかなぁ、という雰囲気になっていたように思います。
あと意外と大変なのは子供関連の人間関係だったりするようです。
ママ友に「家いるならこれから子供連れて行っていいかな?」なんて言われることもあるとか。
あとはやたらPTAの役員をお願いされることもあるみたいです。
「家にいる=時間がある」と思われてしまうんでしょね。
ですが、私もつい自分から「いつでも時間が作れるアピール」をしてしまうことがあります。
子供のことで「いつかお時間あるときにお話できませんか?」と幼稚園から言われると、「いつでも大丈夫です!」と言ってしまうのです。
私としては「その時間に仕事ができなかったとしても、その分夜でも次の日でもまわせますから」というつもりなのです。
でも、聞く人によっては「いつでも空いているんだなぁ」と思う人も多いようで。
それでも私がまだ仕事をバリバリできているのは、元々人づきあいが少ないのが幸いしているのかもしれません(笑)
あと、我が子が男の子ということも関係しているようです。
女の子はやはり社交的なので、すぐ遊ぶ約束をして帰ってくるらしく。
家で自分の子供が遊んでいるのは、横目に見ながらまだ仕事ができるのですが、お友達がきて、さらにその親まで来ていたら、とても仕事なんてできないですよね。
自分の子供の友達関係がどう変わるかちょっとひやひやしてますが、男の子なので「外で遊んでおいで~」で解決しようかと(笑)
そういうわけで、「在宅ワークをしている=バリバリ仕事をしている」というイメージにはまだなっていないようです。
「家でする仕事も会社勤めと変わらない業務量」ということが広まらないと、もし会社が「週3日は在宅勤務」という働き方改革をしてくれても、周りが「今日家にいるなら、遊ばない?」なんてお誘いをしょっちゅうしてくるかもしれません。
すべての在宅ワークがスキマ時間でやれるとは限らないことが、もっと広まってくれないかな、と思うのです。
思い起こせば、私も友達のランチのお誘いを断り続けて1年がたとうとしています・・・。
会社の昼休みのように1時間で済むならよいのですが、2~3時間おしゃべりして帰ってきたら、その間におそろしいほどの仕事がたまっていると思うと、どうも行く気になれないのです。
一度友達とランチしているところで仕事をしようとしたことがあったのですが、やはりどちらも上の空になってしまい、仕事もできなかった上に、ごはんの味はどうだったかしら、という感じになってしまいました。
なので、幼稚園の行事など以外では、クライアントさんが動いている時間帯だったら、2時間以内にはパソコンの前に戻っておきたい、という感じですね。
そういうわけで、在宅ワークって暇と思われているところがあるなぁ、と思ってしまいました。
在宅ワークは確かに時間は融通できるけど、その融通した時間を埋め合わせするために、睡眠時間を削ったり、家事をちょっと手抜きせざるをえなかったりしているんだよ、と声を大にして言いたい!
【ライターおやかた】