情報の集め方
ライターに興味があるか教えてください
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ライターの仕事として、体験談を書いてもらうものや、自分の知識内のことをまとめるものもあります。
でも大半は「調べてまとめたものを書く」というものではないでしょうか。
おそらくネット上で検索して、それをコピペがないように自分なりの言葉に変えてまとめてもらう、という方法で書いていると思います。
依頼する側としても、たぶんそうやって書いているのだろう、と思っているのです。
ただ、全くこちらが想像していない方法で情報を集めてこられる場合もあるのです。
ネットを探しても自分が知りたい情報がなかったので、会社等に電話して問い合わせた、というライターさんがおられたことが数回ありました。
もしその情報を収集するのにお金がかかった(例えば電話代とか)のであれば、その分はお支払いするようにしています。
ただ、事前に相談はしたほうがよいと思います。
というのは、そのようなものを経費として認めるかどうかは、クライアントさん次第だからです。
私がライター募集のサイトで見かけたのは、あるところに電話をかけて、その情報をまとめてください、というもの。
それは報酬の中に電話代が含まれていたんですよね。
レビュー記事はクライアントさんによってお支払いの仕方が一番わかれるところと思います。
商品を購入してもらって、その商品購入代も含めての報酬の場合もあるし、商品購入代は別、もしくは商品は送ってくる、ということもあります。
なので、情報収集の経費についてはクライアントさんによって見解が違うんですよね。
もし支払ってもらえるから、と思って、じゃんじゃん電話かけて「それは勝手にやったことでしょ」と言われたら、よかれと思ってやったことが台無しになってしまいますよね。
クライアントさんによっては、そこまで詳しい情報を求めていない、ネットに載っている範囲で十分、と考えていることもあるので、やはり事前に確認するほうが無難と思います。
今まで「電話をかけて集めた情報」と言われることが多かったのですが、一度こちらが想像しなかったもので情報を集められた方がいます。
私のブログでたびたび紹介させていただくライターさんですが、この方に「現在論文を取り寄せているので、その到着まで記事を待ってください」と言われたことがあるのです。
確かに難しい記事に取り組んでいただいていましたが、論文を取り寄せてまで確認してくださるとは思いませんでした。
のちにわかったのですが、大学でお勤めだったとのこと。
なので、論文を取り寄せたりするのはお手のものというわけで。
でも、論文って大学の図書館であれば、コピー代だけで済んだりするんですけど、取り寄せとなると、その分のお金を払ったり、送料もかかります。
クライアントさんから「その代金はお支払いしてくださいね」と言ってもらったんですが、そのライターさんは「しっかり経費で落とすので大丈夫です」とのこと。
金額がわからない以上はお支払いもできないので、そのままお支払いしていないのですが。
お金を払わなくていい、といっていただいたことが、いいライターさんの理由ではありません。
ただ、本当に自分が疑問に思ったことを確かめるために、論文まで取り寄せて確認するという姿勢がすばらしいなぁ、と思ったのです。
なので、いい記事にするためにしていただいた努力についての経費はお支払いしたいと思っていますし、請求してもらってもいいと思っています。
ただ、すべてのクライアントさんがそういうわけでないので「別のクライアントさんは払ってくれたのに」とならないためにも、最初、もしくは情報を得るためにお金がかかることが分かった時点で、それについて支払いをしてくれるかどうかをクライアントさんに確認しておく必要があると思います。
記事を依頼する際には「情報をネットで集めるだろう」ということを思い込んでいるところもあります。
でも様々な手段で情報を集めていただけることもあると、依頼する側も考えておかなければいけないことですね。
【ライターおやかた】