自分で抱え込みすぎない
私の性格で、なにかと仕事を抱え込みすぎるところがあります。
でも現状、抱え込んでいます(笑)。
いろいろな質問やら確認が、なぜか私に集中しているんですよね。
確認作業といったものをほかの人に任せているのですが、まずそこから確認がくる。
そして記事を書いてもらっているライターさんから質問もくる。
そして確認してもらっている人とライターさんの間で、「なんか話がこんがらがってるなぁ」と感じたら、つい口をはさんでしまう。
ちなみに、私はこの作業の責任者でもなければ、なんでもわかっているわけでもありません。
ただ、ライターさんに一番よく接していて、ライターさんの事情もわかっているので、つい口を出したりしている、ということなのです。
ライターさんにとっては今まで接触のない人から連絡がくるより、やりとりを何度もした私から連絡がくるほうが安心でしょうし、クライアントさんも私が答えらえるものはしておいてもらうほうが助かりますよね。
それがわかっているので、つい気を回してしまうのです。
が、ライターさんもクライアントさんもそう思っているかどうかはわかりません。
そしてこれがいい状況とは思っていません。
というのは、私には苦い思い出がありまして。
今年のことなのですが、そのときも結構忙しかったんですよね。
その忙しさの大半を占めていたのが「自分の気の回しすぎ」だったように思います。
こうやったほうがクライアントさんが助かる、ライターさんが助かる、という思いで動いていて。
気が利く人って、職場にいると助かりますよねー。
ただ、私の問題はそれが続かずに、ミスが続いた瞬間「私にはできない~!」ってプッツンしちゃったことです。
プッツンというのはブチ切れた、というのではなく、「もうやめさせてください」と心が折れてしまったのです。
今考えると、なんともお恥ずかしい話。
自分で抱え込んで、自分でつぶれてしまったのです。
この話をある方にしたところ
「誰もあなたにそんなことをお願いしたことはないっていう話なのよね?ということはは、誰もあなたにそこまでやってもらおうなんて思っていない、ということよ」
と言われました。
確かに、私が自分でこうしたほうが助かるだろう、と想像して動いてしまったことです。
もちろんそれは悪いことではないのですが、つぶれて辞めてしまうくらいならやってくれるな、ということは当たり前の話ですよね。
今やばいなぁ、と思っているのはそのときの状況に近いということです。
でも『経験しておく』というのは大事なことだな、と思います。
そのときの経験で「これはいけないぞ、やりすぎてるぞ」と自分でブレーキがかけられるからです。
それにその状況をどうにかしたい、とクライアントさんに相談もできますからね。
ただ今回、なにをクライアントさんに相談したいのかぼんやりしているので、相談できず。
「ここが困っている!」「ここをこうしたい!」というのがあれば、即相談しているんですけどね。
以前プッツンしたときは、クライアントさんにもどうすればいいかすごく考えていただいたし、心配いただいたし、それでもってこんな私でも今でも変わらず仕事を依頼してくださいます。
もうあんなことはこりごり、です・・・。
ので、今ライターさんとのやりとりを極力自分でやってしまわないようにしているのですが、ついつい気になると口を出してしまっています。
クライアントさんにも「おやかたさんがなんでもしてしまうと、誰も育たなくなりますよ」と言われています。
私がやっていることは、人を育てることを妨げ、さらに自分の首をしめるという、悪循環を生み出しているんでしょうね。
よって、今の状況を打開すべく、自分はなにから手を引けばいいか考えています。
というと、またクライアントさんをびっくりさせてしまいそうですが(笑)
つまりは、今の自分の状況を冷静に判断して、そして自分でやらなくても済むことを洗い出さなければいけないと思っています。
【ライターおやかた】