やってもらった分はちゃんと支払う
ライターさんに記事を書いてもらっていると、納期が遅れたり、途中でやめられるということもあります。
そのときに時々「報酬はいりません」と言われます。
でも私はやった分は支払う、というスタンスでいます。
ライターさんにとっては、納期に遅れたり、途中で仕事をやめるということは、仕事を完璧にできなかったから、報酬をもらってはいけない、という思いかもしれません。
しかし、こちらとしては納期に遅れたとしても、その記事がサイトに使うことができるものであれば使わせていただくし、使わせていただく以上はその報酬を支払うべきだと思っています。
クライアントさんによっては迷惑料として差し引いたりするところもあるんでしょうね。
もちろん「納期間に合いそうにないのでもう納品しません」という方にはお支払いはしません。
遅れてでも、ちゃんと納品してくださった方の分はお支払いします、ということです。
じゃあ納期をどれだけでも遅れていいのか、というと、そんなことはありません。
うちの仕事は結構スケジュールを組んでやっているものが多いので、遅くともここまでには記事がこないと、次の作業ができない、ということがあります。
なので、「〇日までに納品したらお支払いするけど、〇日までにできないのだったらその分はお支払いしません」と事前に連絡をします。
そうすれば、もしその日までに納品ができないのならライターさんも納得できると思いますし、うちとしてもその記事が納品されないものとして動くことができます。
ライターさんも人間ですし、生活環境もいろいろでしょうから、突発的な何かは絶対起こると思っています。
それを一律に〇日の23時59分までに納品されなかったら報酬はなし、なんてあまりにも人間味のない仕事じゃないですか。
ちゃんと納品できない理由を聞いて、遅れてでも納品する気があるのかどうか、というのを聞いて、それでその仕事に報酬が払えるのか払えないのか、と判断することで、ライターさんとの信頼関係もできてくるのだと思います。
仕事を始める前に「子供が突然熱を出すこともあるのですが、そういう場合はどうしたらいいですか?」という質問をされることがよくあります。
なので、「そのときは相談してください。遅れそうなのか、無理なのか。そういう話し合いがしたいので」という話をさせていただいています。
実は納期も遅れることも想定して何日か余裕を持って納期の設定をする場合もあります。
なので、遅れたときはそれなりに柔軟に対応できるものです。
一番困るのは、何も言わず遅れたり、納品されないことです。
待てばよいのか、納品されないと思って準備をするべきか、動きようがないからです。
もちろんクライアントさんによるとは思いますが、うちの場合は遅れたからといってお支払いをしないわけでないので、どうしたらよいかを相談してほしいですね。
【ライターおやかた】