職場を外に設けるかどうか
在宅はいい!通勤がなくていい!とさんざん言ってきました。
でも、たまに仕事場を家庭とわけたいな、と思うことはあるんです。
家にいるというだけで、やはり自分の気持ちの切り替えってちょっとしにくいんですよね。
集中したいときに限って、勧誘の訪問販売が訪ねてきたり。
家にいるというだけで、いろいろと用事を言われることもあるし。
それは家族であっても同じで、家にいるんだから、あれこれできるでしょ、という頼まれ事をされやすいのです。
仕事場に行っているときは仕事をしているんだから、用事はできないよ、と物理的にわけることができていれば、そういう家のいろいろなことが入ってこないと思うんですよね。
ただ、パソコンを置くことができる机と椅子くらいがあれば、成り立つような仕事です。
そのために、事務所を借りて、電気や水道をひいて、ネット環境も整えるのか、と思うと、かなりもったいないな、と思えて。
家で事業をやっているというだけで、水光熱費なども一部を経費でひけることも大きいです。
あと、急な雨が降ってきたときも、家にいるからこそすぐに洗濯物を取り入れることができる、なんてちょっとしたこともメリットだったりします。
そういうことを天秤にかけると、家で仕事をするほうがメリットが大きいかな、と思えるのです。
ただ、本当に集中しないとできない、という人は、家ではなかなかできないと思います。
たとえ家で1人だったとしても、「あれはどうだったっけ?」と気になって確認したり、先ほどの洗濯物だってついつい何度も天気を確かめてしまったりします。
勤務先にでかけてしまえば、できないとあきらめがついているので、そのようなことは気にならないはずなんですけどね。
家のことがちょこちょこできていいじゃない、と思えることも、仕事が増えてきて、仕事に集中しなければいけないことが増えてくると、ちょっと邪魔に思えてくるものです。
もちろん家事と在宅ワークの両立ができるだけしか仕事をしない、という人もいるかもしれませんけどね。
今働き方改革で、在宅で勤務することも視野に入れて考えられているようです。
でも在宅って、会社で仕事をする100%の力で仕事ができる、とは考えないほうがいいと思います。
在宅でできる仕事、というのを割り切って、ある程度決めてしまわないと、会社でやることと同じだけやろうとすると、思ったより時間がかかったり、なかなかはかどらなくていらいらするだけ、ということにもなりかねないと思います。
私ももし仕事が拡大して、誰かを雇って仕事をするようになったら、どこかに事務所を借りないといけないなぁ、と思っていますが、当面その予定はなさそうですね。
【ライターおやかた】