人助けの思いが仕事を成功させる
私が仕事を始めたときのことを思い出しました。
当時、私は勤めに出る、ということが苦手で、とにかく家でできる仕事、ということを模索してました。
ストッキングの袋詰めとかもしましたし、テープ起こしとかもやりました。
でも、どれも長続きしなかったんですよね。
自分から辞めたものもありましたし、継続にならなかった仕事もあります。
ただ、今のクライアントさんの仕事は、日常のことを書けばOKという仕事だったので、楽しく続けていたように思います。
転機は、その仕事が大幅に変わるとなったとき。
今まではやる数に上限があったのですが、上限がとっぱらわれたんですよね。
それまでにネット上のママ友コミュニティーのようなところで、私が内職をしていると知った人から「私もやりたいんだけど」という相談をよく受けていました。
でもパソコンを持っていない人が多くて、「携帯でできるならやるんだけどな」という話ばかりで、紹介できなくてごめんなさい、という感じでした。
なので、その上限がとっぱらわれたときに、「記事私がとりまとめればいいじゃん!」とひらめいたのです。
それで儲けようとかあまり考えてなくて、「仕事がしたいと言っている人がこれで仕事が提供できる!」という気持ちのほうが強かったです。
そうやって始まった私の仕事なのですが、ときどき私も儲けに気持ちが傾くことがありました。
これだけやっているから、これだけもらってもいいよね?みたいに。
でもそういうものって意外とうまくいかなかったんですよね。
あと、その儲けに一生懸命になるあまりに、クライアントさんのやってほしい仕事に手がつけられない状態になったりして、クライアントさんの提案で、固定報酬になりました。
自分の仕事がその報酬に見合っているかどうかはわからないのですが、払い過ぎ、と思われないように、一生懸命頑張らなければ、という気持ちではいます。
もともとは「人のために」と思って始めた仕事、ということを、ある人に話すと、事業ってそういうところがあるといいます。
ある施設で利益優先で、その目的でなにかを作ってもあまりいかないことも多いようです。
でも困っている人がいるから、こういう組織を作らない?ということで、立ち上げると、思いのほかうまくいくことがあるそうです。
便利グッズの話ではないですが、困っている人がいることに目をつけて、そこを解決するようになにかを考えると、それがヒットになる、という理論なのかもしれませんけどね。
私が欲がないかというと、そういうわけでもありません。
やはり利益はだしたいですし、事業だって拡大したいです。
でも、それを目標にすると、なにかを見失いそうなので、今は目標をしっかり見つめなおさなければいけません。
私の当面の目標、ライターさんが安心して記事を書いてもらえるようなシステムづくりかな。
【ライターおやかた】