貯金は子どもが小さいうちにというけれど
よく雑誌などで、貯金は子どもが小さいうちに、という記事を見かけますね。
わたしには子どもがふたりいますが、それを実感するようになったのは、上の子が大きくなってきてからです。
正確には、もう遅くなったと気付いたときにそれを知ったという感じですかね(笑)
まず子どもが赤ちゃんから幼児のころには、お金を貯めることはできます。
ただこれは、親の楽しみや大変さと引き換えなところがあります。
子どもにかわいい服を着せたいという場合には、どんどんサイズが変わっていくのに合わせて衣料を買い換えていかなくてはなりません。
またおむつ代をセーブしたいなら、布おむつを毎日せっせと洗濯しなくてはなりません。
外食に関しては、ややこしいベビーをつれて外に食べに行くのはとても大変ですから、回数は自然に減ることでしょう。
自宅で毎食ごはんを炊いて、納豆や幼児の好むおかずで済ませるという、ある意味修行のような生活を受け入れれば、お金は自然に溜まっていくと思います。
そして子どもが幼稚園に通うころになってからは、習い事の内容によって貯蓄できる額が変わってきます。
だいたい幼児のころから「しまじろう」などの教材をやっているお宅が多かったのですが、うちもそのひとり。
だいたい月に3000円~5000円くらいといったところでしょうか。
そしてこれくらいから、お宅によっては音楽教室やバレエ教室、英語教室なんかに通わせるようになります。
そういった習い事の月謝が5000円~8000円くらいとして、まあ合計1万円くらいの出費となるでしょう。
この園児時代の習い事をセーブできれば、その分を貯蓄にまわすことができます。
ただこの部分は、親としてもやらせてあげたい、やりくりして出してあげたいと思う範疇でもあります。
なのでここを割り切れる家庭は、ひとりあたり年間12万円くらいを3年間、40万円ほど貯めることができますね。
さらに家族旅行をするかどうかも、大きなポイントです。
子どもが小さいうちにどこかみんなで行きたいなって思うのは当たり前の感情ですが、子どもふたりの4人で遠方からディズニーランドに行く、となると総額で30万円くらいはかかるのではないでしょうか。
こういった旅行を3年間に2回とすると、行かなければ60万円貯めることができますよね。
だけど実際には、やっぱり旅行したかったです。
そしてしちゃってました(笑)
お洋服も買っていたし、紙おむつも使っていましたよ。
習い事も複数させていましたしね。
だけどおそらくいまもう一度当時に戻っても、やってしまうと思います。
赤ちゃんから園児時代の終わりまでに、およそ100万円以上貯めるチャンスがあったということになりますが、
親のさせたい!さらせてあげたい!行きたい!という欲求をどこまでセーブできるかが、この時期の貯蓄額に大きく影響しているのは、自分の経験からみてもそのとおりだといえます。
これから育児をしようという人は、そのあたりのスタンスを夫婦で話し合っておくといいかもしれません。
【macky215】