在宅ワークと青色申告
1月の末くらいに税務署に青色申告書を提出に行きました。
そのための準備として、開業届をその前の年に出しています。あと正式名称は忘れましたが、青色申告をしますよ~っていうお知らせの書類も一緒に出しましたね。
その後はやよいの青色申告ソフトをインストールし、だいたい8月くらいからちょっとずつ入力していきました。
わたしは商業高校出身なので、簿記は少しかじったことがあります。貸借対照表と損益計算書も習いました。
簿記ではお金が動くと必ず仕訳が発生します。
借方が左、貸方が右なのですが、これも大昔に簿記の先生が「かりかた」の「り」は左にむいとるやろ?「かしかた」の「し」は右にむいとるなあ。だから借方は左、貸方は右なんやでー!って教えてくれたことを思い出しました。
こういった断片的な記憶もばかにならないものです。
その記憶を頼りに、例えば会社から原稿料をいただいたときには、「借方:普通預金〇〇円」「貸方:売上〇〇円」などと仕訳していくんですね。
商業高校の簿記レベルでも、なんとか一年分の取引を仕訳することができました。
あとはやよいのシステムが勝手に自動集計してくれるので、それを打ち出して提出します。
わたしは青色申告が初めてだったので、職員さんの指導を受けながら自分でパソコンに入力するという方法を選びました。
かなり長蛇の列に並ぶことになりますが、これは少々ガマンしてでも並ぶべきだなあと思いましたね。
だって欄をひとつ間違えるだけで、全然意味が変わってくるんですから。
入力は自分でやりますけど、職員さんが一応すべての数字を「ココに入れてくださいね」と教えてくれます。こんな心強いことってないんですよね!
あとわたしのような、原稿書きを主にしているライターは、主要な取引が売上の入金と、あとはこまごました経費だけなのでまだラクなほうなんだなと感じました。
経費は領収書がそろっていれば仕訳できますし、売上を参照するのは預金通帳があればできます。
ややこしい車や設備の減価償却とか、光熱費や事務所家賃の家計按分なんかは、わたしのように持ち家でひっそり仕事をするぶんには必要ありません。
なのでライターさんの青色申告は、そう大変なことじゃないです。
青色申告することによって控除される金額も最高65万円と大きいですし、仕訳は夏くらいから数回に分けてやれば年末には終わります。
今後も収入は増減しそうですが、青色申告はずっとやっていくつもりでいます。
面倒くさそう、難しそうって思っているかたには、一度やってみて!思っているほどハードルは高くないよって言いたいですね!
【macky215】