仕事を始める前に目標を持とう
別のことで仲良くなった人、例えばママ友から「おやかたさん、内職やってるんだって?」と聞かれることがあります。
たいがい聞かれるだけなのですが、いろいろな事情で「私も内職したいんだけど」と踏み込んだ話になることがあります。
その際、今の仕事をしつつ内職をやりたいのか、完全に内職をやりたいのかにもよるのですが、そこで本気度がわかることがあります。
本気で内職したい人は、「これくらい稼ぎたい」というのがあることです。
『給料が減らされて家計がマイナスになるから、あと〇万円プラスになるような仕事がしたい』とか『今までパートでこれくらい稼いでいたから、その半分くらい稼げるならパート辞める』とか。
結構ガツガツしているように見えますが、仕事の話をするとしたら、これくらい具体的なほうが話はしやすいのです。
『どんな仕事かわかんないし、やってみて続けれそうだったらちょっとずつ増やしてもいいかなぁ』というのが実は一番話しにくいのです。
仕事としてお願いするからには、最初からできなくてもいずれはできるはず、という見込みを持って、こちらもお願いしたいわけで。
「やっぱり難しいから辞めた」も困るし、「できそうだからどんどん仕事ください」もそれだけすぐに仕事を準備できるものでなかったりするので、困る話だったりもします。
「月に〇円くらいの仕事をしたい」という目標があれば、「そのためには記事を何個かかなきゃいかない」といった、具体的な話ができるのです。
それが単価の仕事のいいところではありますね。
「毎日子供が幼稚園言っている間の3時間でできる仕事」と言われるのも、単価でのお仕事ではとても依頼しにくいです。
単価でお支払いということは、完成したものを納品して初めて報酬が発生するわけです。
なので、1記事作成するのにかかる時間は個人差もありますし、3時間お仕事しました、お金ください、という仕事ではないのです。
1週間で5記事する!と決めたなら、できるだけ作業可能時間に終わらせる、という目標もできるでしょうし、もし終わらないときは終わらせるまで寝ないでがんばらなきゃいけない、というのが単価仕事の大変なところでもあります。
人間「できるだけ」でやっていると自分の能力の6~8割くらいしかやらないという話もあります。
「これだけ稼ぐ」という目標をもったほうが、頑張れるし、仕事もやりがいを感じることができると思います。
「最初からお金の話をするのはなぁ」と思うかもしれませんが、内職は単価仕事が多いので、目標が立てやすい仕事でもあります。
最初から「〇円ほしいんですけど、そのためにはどのくらいの仕事をしなければいけませんか?」と聞いてみるのもこの業界ではありかもしれませんよ。
【ライターおやかた】